わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

石井・暴走列車のブレーキがきかなくなっています...

これが本来のスコアでしょ...

E3−11T

やっぱりね。岡田タイガースに石井イーグルスでは太刀打ちできないな...、という感じです。前日はやはりタイガースの移動疲れに上手くつけ込めたということでしょう。

タイガースとほぼ変わらない安打数を放ちながら、得点は安田と辰己の2本のホームランと、8回裏の岡島のタイムリーによる3点だけ、というところに石井イーグルスの限界が見えます。監督采配、チーム作戦による得点はほぼ期待できない。


監督采配

選手起用

新たに起用した選手が活躍するかどうか、というのも監督の力量によるところが大きい。起用するタイミング、選手の状態、性格的な適性、そういう部分の見極めは当然として、何よりも監督と選手の信頼関係ですよね。
オリックスの山下舜平大投手が中嶋監督について語っていたコメントを思い出しました。

「本当にむちゃくちゃいい、いいって言ったら変なんですけど、野球をやりやすい環境をつくってくださる監督なんで。監督だからびびる、みたいなのは全くなく。練習中から気さくにコミュニケーションを取ってくださる。本当に野球がやりやすいです、若い自分でも」

とまあ、こんな関係をイメージしていますw。
オリ・舜平大 無傷5連勝“球界の父”中嶋監督に200勝プレゼント「本当に野球がやりやすい」― スポニチ Sponichi Annex 野球

島内

島内の不調が長引いているのは、監督不信にあると思います。昨日のゲームではスタメンではっておきながら、チャンスにはキャッチャーの炭谷が代打に送られました。これで今季2度めですね。それまでのバッティングの状態をみるとやむを得ない面はありますが、それならなぜスタメンなのか。なぜ1軍においたままなのか、2軍調整させないのか。どうも解せません。島内をつぶす気か、石井は...。

フランコ

フランコの起用も中途半端です。使ったり使わなかったりという中で日本のピッチャーに対応しろというのは、かなり厳しいように見えます。フランコは不良外人ではなさそうです、長く安定して使ってやれば対応していくと思うのですが、どうもあと一歩のところで切っているように見えるのは私だけでしょうか。

和田恋

2軍で好調だった和田恋も相変わらずベンチウォーマーのまま。そしてゲームの形勢が怪しくなるとワンチャンス与えられますが、結果は伴わず。同じことの繰り返しは、監督の起用方法が同じだから。「チャンスは与える、結果で応えてみろ」的な起用法ではなかなか本来の力を出せない選手もいる。(選手が)同じことを繰り返しているのではなく、(監督が)同じことを繰り返させているという面はないのか...。

ポジションと打順

同様にポジションをころころ変えるのも、良い方向に出ているとはとても言えません。サード小深田の痛いエラーも、9回表のランダウンプレーミスも悪い方に出てしまった例でしょう。選手が落ち着いてプレーできないのは慣れないポジションのせいもある。頭で考えるというのもありますが、やはり身体が覚えているという動きもあるはずです。打順もポジションもある程度固定(信用)して使っていくことが必要な気がします。いまさらですが...。

小深田なんかは便利に使われていますが、よくやっていると思います。ただし、あまり度が過ぎると壊れてしまいそうで心配です。毎回当たり前のようにポジションも打順も入れ替えされては選手も対応するのに一苦労でしょう。
とっかえひっかえ、場当たり式の思いつきで手を打つのが石井監督の瞬発力に見えます。当たればいいのですが、ほとんど空振り。「.....しなければいけない。」石井コメントはそっくりそのまま「そういう采配(選手起用)をしなければいけない」と返したい。

暴走列車

石井・暴走列車に、だれかブレーキをかけてやってほしいものです。真喜志さんを外したらブレーキがきかなくなっています。まだまだ瞬発力を発揮して手を変え品を変えやってきそうです。もうアクセルを踏み続けるしかない、それが今の石井監督の状況です。いずれは当たる起用も出てくることを期待するしかありません。こっちも我慢の観戦が続きます。