NPB史上初の大失速
貯金18を食いつぶした球団はNPB史上初めてだったらしい。知らなかった…。ネット上では「NPB史上初の大失速」とか書かれていたな…。
なんとも不名誉な記録は、そのまま石井監督の不名誉な記録としてファンの記憶に残ることになる。…というか、ネット上では、ちらほら石井監督に対する批判的な意見が飛び交い始めていたから、今回の記録は、それに一層拍車をかけることになりそうである。
違和感
石井監督の謎采配は多々あるが、中でも私が個人的に感じていた違和感は、主力選手に対する過剰なまでの信頼である。スタメン起用という面はもちろん、打順や役割といった面でも、動かさず任せることを徹底していたように見えた。果たしてそれが功を奏したか…。
主力選手がその信頼に応えていれば、「NPB史上初の大失速」なんてことには、きっとなっていなかったはずだ。心の中のどこかにそんな思いがあった。
遠慮
信頼も度が過ぎると「遠慮」との違いが紙一重になる。
なので、ときどき思う。
野村さんや星野さんといった監督としての実績のある名将たちは、これらの大物選手たちをどんなふうに扱った(使った)だろうかとか。
石井監督は、指導者としての経験不足があるから主力選手に遠慮があるのではないか…とか。
少し前置きが長くなった。このことは、あとでゆっくり考えたい。
藤平は持ってるのか?
予定変更
ここから昨日のゲームのこと。
NHKのBS中継があったので、昨日のゲームはバッチリLive観戦。
正直言うと、負けたら更新しないつもりだった。というか、第2戦に負けた段階で、ほぼ、今日の更新は休もうと覚悟していた。
ところが勝っちゃった。予定変更して今日もスマホアプリから更新だ。
不運
- E4×-3L
藤平は立ち上がりからかなり良かった。
ところが化けの皮はすぐに剥がれる。
その失点は自ら出したグローブで打球のコースを変えてしまった不運なタイムリーから。まるで先日の岸のゲームを見ているようだった。
ホームゲッツーを焦ったプレー(エラー)だったから、なんとも惜しいプレーとも言えるし、経験不足、実力不足とも言えた。しっかりしろ!ふじひら!!(これは激励のエール)。
持ってないのはどっち?
自らのエラー(?)で3回降板は、藤平が「持ってない」とも見えたし、好調・藤平を生かしきれなかった石井監督が「持ってない」とも見えた。
このまま負けたら、きっと「どっちも(持ってない)」というオチなんだろう、そんな冷めた目でゲームを見守った。
藤平は3回でスイッチ、代わった福井がいきなり山川の洗礼ホームランを浴びた。ああ、「持ってない」のはやっぱり石井だ…と思った瞬間だw。
ただ、このあとも続いた小刻みの継投は7回の同点劇、そして8回の勝ち越しへと繋がる。
同点、そして勝越し…
その同点劇、やっぱり「ここで島内」の打順から始まった。いいぞ「ここ島」は本物だ。島内のソロ、岡島が2ベースで繋ぎ、辰己が2ラン。
同点劇の場面に浅村が絡んでいなかったのには、がっかりする気持ちが半分、イラッとする気持ちが半分...w。
しかし、その浅村も8回裏の勝ち越しシーンにしっかり絡んできた。(アサよ、遠慮しないでどんどん絡んでくれよ…。)
先頭、小深田がヒットで出塁、牽制悪送球で2塁まで進塁すると、銀次が珍しくバント決めると*1、「ここで浅村」が犠牲フライで勝ち越した。
さいごに
で、最後に思った。あぁ…、藤平が「持ってる」んだ…と。
たしか藤平の登板ゲームでは、まだ負け知らずではなかったか…w。藤平は、自身に勝ちをつける力はないが、チームに負けをつけない力は持ってるかも(ホントか?)。
*1:石井監督はバントのための代打を出すのかと予想したが、それだと逆に打者へのプレッシャーになると思ったのか、そのまま銀次にバントをさせた。バントを決めた銀次よりも、銀次にバントをさせた石井監督にアッパレをやりたいくらいw。追伸:あとで監督インタビューを見たら、石井監督の中で銀次はバントの上手い選手ということになっていてビックリ。マジですか...。