もう、1週間くらい前になる。
同僚の若い方のメンバーから、子供の高校受験の話題が出ていた。これから入試...という話もあれば、早くも合格発表...というめでたい話もある。
仕事に身が入らないという者はさすがにいないが(ほんとか?)、ちょっとした世間話にそういう話題が自然に出るというのは、仕事以外で今一番の関心事がそれだということだろう。
私にもこういう時期があったなあ...。息子の歳から逆算すると、もう15年以上前になるか...。
合格発表の早い私立の合格を知って一安心したこととか、最終的には公立高校に進んだわけだが、そこは息子が本当に行きたかった高校だっただろうか...、親がちょっと誘導したようなところはなかったろうか...と悩んだ時期があったこととか。
息子が歩んだその後のちょっぴり苦い高校生活の思い出と一緒に、高校受験の頃のことは思い出されるのだ。
そんな息子が東京で新しい生活をスタートさせたらしい。まだ詳しいことを書ける段階ではないので、何をスタートさせたかについてはまた次の機会にしたいと思うが、ざっくり言うと「いきなりそこから...」という類のことである。
「だいじょうぶなのか、順番はそれでいいのか…」
「もう少しよく考えた方がよくないか...」
最初に聴いたときは、正直、そんな心境だった。ただ、今は息子のやることにいちいち口出ししないと決めている。基本、じっと見守るだけだ。
親は子供より先に死ぬ。それが順番というものだ。なので、息子のことはこの先ずっと見守れるわけではない。いずれは息子一人で、もしくはその家族と一緒に決めていかなければならない。今はその練習なのだ。その邪魔だけはしないようにしないと。
いざというときは、そして向こうから求めてきたときは、できる限りのことはするつもり。その覚悟があればいいと今は思っている。少し大袈裟になったw。