車のお祓いをしてもらうため神社へ。
秋田にいたのは高校生までだったが、神社へ参拝したという記憶がない。七五三などもまったく覚えてない。たぶんやってもらってないと思う。墓参りに寺へ行くことはあったが、神社などで神頼みした記憶といえば高校受験のとき、隣町にある地蔵尊に合格祈願に行ったくらいである。そこは年中お供えのロウソクの火が絶えないことで有名だった。
年末年始はだいたいこっちに帰省していたが、初詣は仙台へ戻ってから行くパターン。そんなわけで、こっちの神社でお祓いするとなるとネットで探すしかない。で、この神社がヒットした。
ここらへんの人はその神社の名前の上に「お」をつけて「さん付け」で呼ぶとホームページで紹介されていたが、生まれが近所だった母も出掛けに「お◯◯さんに行くのかい」と言ったのが妙に新鮮だった。あぁ、やっぱりそう呼ぶんだ...みたいなw。
電話で事前に予約を入れていた。平日なので予約なしでできるかと思ったが、ホームページには要予約とあったのでとりあえず電話を入れたら「夕方4時半頃か昼12時くらいならできます。」といわれた。平日の宮司さんは結構忙しいようだ。社殿をバックに写真も撮りたかったので昼の時間にお願いした。
境内はそれほど広くない。電話で指示されたとおり、鳥居を入って社殿の前に車を停めた。
まずは私が参拝。写真を撮影したあとで宮司さんを呼びに行ったら「お祓いの人ですね。今いきますから待っててください。」と言われ車で待機。
昼食をとっていたようで少し待たされたが、しばらくするとお祓いのための衣装を着た宮司さんがやってきて、神殿の前まで上がるよう言われた。上がってから所定の用紙に氏名、住所、車種、ナンバーなどを記入した。
時間を指定されたので、何か用事があって、さっさと片付けられるのかと思ったら、お祓いは結構仰々しく行われた。祝詞の中には先に書かされた車種やナンバーなどが入る。
前の車のときは仙台の神社でやってもらったが、ここまで仰々しかったっけ?...などと考えながら聞いていた。
神殿でのセレモニーが終わると、今度は外に停車してある車の前に行き、ボンネット、前後左右の各ドアとバックドアをすべてを開けるように言われ、全開放状態でお祓いが始まった。うぅ〜ん、ご利益ありそうw。
時間にして30分くらいだろうか。一通り終わると、交通安全のお守りとシール、それから小さな破魔矢をいただいた。これで初穂料は5,000円である。
さぁ、儀式は終わった。あとは交通安全を心がけて丁寧に乗るだけ。