わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

土俵際(チームじゃなくて先発ピッチャーの方ね...。)

はじめに

先発の則本、このカードに持ってくるとは予想していたが、まさか初戦にぶつけてくるとは思わなかった。一昨日のマリンズ戦に投げた岸が来るものと思っていた。それだけ大事なカード初戦なのである。
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しかし、そこにノリを当ててきた。ということは、ある意味、石井監督のノリに対する信頼、期待はまったく揺らいでいないということなんだろう。

エースなら意地を見せろ、そういう意味でもあるし、ノリ、お前ならできるはずだ、...ともとれる。昨日のブログにも書いたとおり、ここまでお膳立てしてもらいながら、もし下手なピッチングを見せようものなら、この私、ちな鷲ジジイとしては黙っているわけにはいかない。

しばらくネガティブな記事は封印してきたつもりだったが、その封印は解く覚悟でノリの初回のピッチングを見守ったのだった...。

...と、ここまではゲーム前に書いておいた。次からがゲーム後の感想である。

蓋を開けてみたら...(昨日のゲーム)

E8−2B

土俵際

先発の則本はまさに土俵際だった。どんなピッチングを見せるか、これまでがこれまでだっただけに、不安と覚悟が半分ずつ、期待と諦めが半分ずつで見守った。

しかし、蓋を開けてみたら、......ま、悪くなかったね。7回98球4被安打9奪三振1失点は、土俵際から(とりあえず)押し返した格好にはなった。ひとまず合格点をあげたい。

奪三振という数字にも現れているように、「ここぞ」の場面でキッチリ投げ切れていたのが良かったと思う。いつものノリだったら、「ここぞ」の場面で四球にしてしまったり、打たれていたからね...。昨日は気合が入っていたし、それが結果にも出ていたから、調子は良かったのだろう。ガッツポーズをしてマウンドを降りてくるノリは久々に見た気がした。*1

ただ、油断は禁物。けっこう波のあるエースなのでw。次回登板でも昨日くらいのピッチングをしてくれることを祈るのみである。

打順

違うなあ...と思ったのは5番の銀次だけ。あとは機能していたように思う。あのスタメンなら、やはり5番は岡島ではないかな。銀次は相手先発の宮城との相性の良さが買われてのスタメンだったと思うが、今の銀次ができるパフォーマンスは、相性の良さでカバーできるレベルじゃない気がした。やはり代打に専念させるのが最適な起用法ではないだろうか。

ギッテンスがスタメンだった。一発の可能性はマルちゃんの方が上だと思っているので、個人的には(ギッテンスよりも)マルちゃん推しなんだが、左との相性が良いのかもしれない。マルチ安打という結果は評価したい。

大地は相変わらず印象に残るバッティングをする。なので多少の(数字的な)不調もそれほど気にならず使えるところがいい。一発勝負なら銀次、流れに乗っていく(流れを作る)なら大地、そんな感じ。あくまで私の感覚的な印象である。

脱皮せよ

さて、今日の先発は早川。相手は天敵・田嶋である。早川も土俵際という意味では昨日のノリと立場は似ている。ここはいつものクールさをかなぐり捨てて、マウンド上で吠えまくるようなピッチングを見せてほしいね。

*1:これまでは途中でマウンドを明渡し、うつ向いてベンチへ帰ってくるイメージだったから...。