- M6−3E
相変わらず主軸が打点を稼がない田中ゲーム、見ている側にとっては若干イラっとする場面もあるのが田中ゲームです。ただ、主軸はその分、守備で貢献するところがあって、ま、なんとかバランスはとれている感じがしないでもない...。
小深田の復帰が待ち遠しい
田中ゲームでは若いところがいい仕事をします。昨日は武藤が初打点を記録しました。黒川も負けじと打ちました。辰己も好調ですが、彼の場合は田中ゲームと関係ありません。単に上昇気流に乗っているだけです。
主軸にもなれず、若手にもなれず、どっちつかずな状態(存在)なのが茂木ですね。持ち前のパンチ力もバットに当たらないことには何も起きません。久々のショートは小深田の代わりということになりますが、ファインプレーがあるわけでもなく、その小深田も20日頃には戻ってくるという情報もあり、そうなると黒川とサードのポジションを争うことになりそう。いいときの茂木を知っているだけに、もう少し存在感が欲しい。小深田が帰ってくるともはや居場所は無いなあ...、とか思う今日この頃です。
6失点
ということで、先発の田中について。前回のロッテ戦では完封でした。あのときと比べるのはいくら田中でも気の毒です。ただ、昨日は序盤からけっこうボールが暴れていました。ここぞという場面ではギアをあげて事無き収めるのでさすがというしかないのですが、いつもの田中ならもう少し楽にイニングを食えたな、...とか思った矢先、7回の岡の一発で流れは一気に変わりましたね。なんか、いつも岡と中村の一発にやられているイメージがあるのは勘違いでしょうか。あと、田中のときはクリーンヒットよりも不運なヒットが多い。だからこそダメージが大きいという悪循環。茂木にあれ以上の守備を求めるのは酷だし...。今シーズンの田中には「たられば」がほとんどありませんでしたが、昨日は少し違いました。中村に同点打、佐藤に勝ち越し打を許しての降板。ま、6失点なので、援護がどうこう言えない田中ゲームになりました。
酒居で落ち着きたい
田中から石橋、弓削とリレー。石橋はレアードを討ち取りますが、弓削がマーティンに死球…は、よくあるパターン。相手の雰囲気に呑まれてましたね。田中がマーティンのインコースに制球よく投げ込めるのは、やはり別格の技術であり、メンタルであることがわかります。
そういうフォームだからと言われればそれまでですが、弓削のピッチングが完全な手投げに見えるから不思議です。要するに置きにいっているように見える。それもこれもピンチの場面からくる印象かもしれません。山口にタイムリーを打たれ追加点を許しました。火消し失敗。
8回裏に酒居が登板しましたが、投げっぷりを見ると、やはりこの人の復活が必要だなと思います。ただ、左も欲しい。点差があるときはいいですが、緊迫した展開での弓削は厳しいですね、たぶん...。
この敗戦でも、楽天はまだ11敗めです。ただ問題は、そのうちの4敗がロッテだということ。どんだけロッテとの相性が悪いんだか...。と言っても4勝4敗1分けの五分なんですけどねw。下位のチームが自分の贔屓のチームにだけ何故か強く見えるのはプロ野球ファンのあるあるです。