- E7−0M
終わってみれば、ほんとに田中ゲームか...というスコアになっていますが、7回までは2−0の接戦、その先制の2点も代打・銀次のボテボテの内安打による1点と相手キャッチャーのパスボールの1点でした。
立ち上がりから安定感抜群の田中に対し、相手の小島も一歩も引かない内容でした。ま、最後は球数の差がモロに出て、田中は107球完封、小島は8回途中139球5失点降板という決着でした。
11連勝を完封で飾った田中でしたが、10連勝でバトンを受け取ったときは、普通ならプレッシャーに感じるところだと思います。しかし、そうならない。そればかりか、逆に良い方向へ持っていける、このメンタリティの強さ、強烈な自制心はさすがの田中でした。田中の凄さは技術の高さとこのメンタリティの強さ、そのどっちも持っている凄さです。
田中とヒロインが一緒だったのが代打の切り札、いや、今や代打の神さま、銀次。4の3だった辰己を押しのけてのお立ち台はバツが悪かったのか、意味深な笑顔が絶えませんでしたw。インタビュア情報によると、銀次の代打成績は8打数7安打だったかな、7打数6安打だったかな...、いずれ球場に残ったファンがどよめくくらいの凄い数字でした。ま、そういう意味ではヒロインの資格十分なわけですが、ホームゲームなんだし、辰己もあげてやっても良かったような気がします。
それにしても、主軸が相変わらず音無しの田中ゲームらしさも出てましたね。西川、浅村、島内といったところにヒットが一本も出ていないという現象は、今の楽天からしたら、もはや怪奇現象といっていいでしょうw。
例えば島内なんかは、当たりはいいけど飛んだ打球が野手のど真ん中とか、走塁では相手外野からの返球がどんピシャのど真ん中でホームアウトとか、ま、走塁に関しては田中ゲームに限らず先日のゲームでもあったから単に走力の問題かもしれません。とにかく田中ゲームではまったく運がない。
ま、そこだけです、気になったのはw。