わしlog

ちな鷲じいさんのプロ野球観戦日誌です。

初回にアサムラン、8回にハルキの同点3ベース、9回にダイチの勝ち越しホームランで8連勝!

題目は「新緑に向かう3人」
  • Bs2−3E

ミスター安定感vsミスター天敵

チームの連勝記録がかかったゲームは今シーズン3戦3勝と今のところはお客さんにしているオリックスとのカード初戦でした。記録がかかったゲームであるというのはもちろんですが、それでなくても連勝ストッパーにはだれもがなりたくない、そんな中で先発のマウンドを任されたのは則本が戻ってきたことでローテを1回飛ばして休養十分の瀧中でした。

その瀧中、実戦感覚を戻すのに手こずったか、初回表に浅村の一発で先制した1点を、3連打を浴び簡単に吐き出すと、犠牲フライでたちまち逆転されます。「おいおい簡単に打たれすぎじゃネぇ...」という立ち上がりでした。
ただ、ここからが瀧中マジック、点を取られそうで取られない、毎回のようにランナーを背負いますが、のらりくらりとかわしながら、結局は6回94球7被安打2失点と、初回の失点だけでなんとかゲームを作りました。これが「ミスター安定感」のピッチングですね。ストレートと同じフォーム、腕の振りから繰り出されるカーブが回を追うごとに効果を発揮してました。

こっちがミスター安定感なら、向こうはミスター天敵の田嶋、これがまた天敵らしいナイスピッチングを披露します。審判との相性も良かったようで、楽天の各打者が見送った際どいボールがことごとくストライクコールされ、攻撃のリズムは完全に抑え込まれた感じでした。7回までわずか3安打、9つの三振を奪われました。

カズキのランを忘れてはいけない

ところがその田嶋がマウンドを降りた8回。先頭のカズキがデッドボールで出塁すると、盗塁を決め、辰己のレフトフライにタッチアップで3塁まで進塁します。カズキの足でのアピール、なんか久々に見た気がしました。これで1アウト3塁のチャンスメイク。
で、炭谷が倒れて2アウト3塁の場面で我らが西川。それまでセンターフライと2三振という打席でしたが、得点圏打率5割超えの本領発揮、タイムリー3ベースで同点にします。この勝負強さは西川ならでは、もはや神がかっている感じがします。このあと、小深田と浅村が四死球で出塁、2アウト満塁で4番島内に打席がまわりますが、今シーズンの島内はこういう「おいしい場面」でやや気後れしている印象があります。ショートゴロに倒れてしまいました。

ニュートラルから勝利の方程式への切り替え

8回に同点、振り出しに戻した楽天でしたが、瀧中を7回からリリーフしたのは石橋でした。
今の楽天のリリーフ陣は松井、安楽、ブセ、ソンあたりがトップギア(必勝リレー)、西口、石橋、福井*1、左は弓削あたりがニュートラルで、その他がその候補生という位置付けでしょうか。瀧中にリリーフを送った段階では1点ビハインドでしたから、まずはニュートラルから、というのが今のパターンでしょう。連投を避けつつ、状態を確認しつつ…。
で、この日は7回裏の9番から上位打線に回るオリ打線を石橋と弓削できっちり0に抑えると、同点に追いついた8回裏はブセをマウンドへ送り最終回での勝ち越しを想定、地ならしをするわけですが、今の楽天はこの絵に書いたようなギアチェンジがキッチリ機能しているところがすごいです、マジでw。

大地の初ホームランは勝ち越しホームラン

で、9回表、先頭のマルモが倒れて1アウトのあと、この日ノーヒットだった大地がここで勝ち越しの一発を食らわすわけです。決して派手さはありませんが、大地が1軍にずっと置かれる意味は、持ち前のキャプテンシーに加えて、この勝負強さとインパクトの強さです。ものすごく印象に残る打席を作ります。それまでの凡退を一発で帳消しにするような...。さすがにカズオさんの7番を引き継いだだけのことはあるなあと私なんかは思っているわけですw。

休養十分の松井裕樹でガッチリ!

こうなると、9回裏は休養十分のクローザー松井裕樹です。前カードの後半2ゲーム、松井を温存できたことがここで生きてくるんだなあ。7番から始まる打順でしたが、3人を16球3三振に切ってみせました。

いやあ、ナイスゲームでした。球団新記録の8連勝達成です。わしほー。

*1: 昨日は西垣との入れ替えがあったようでした。