- F5−8E
マルモ
2戦目で勝ち越しを決めました。ヒロインに立ったマルコが3打点の活躍です。まだ、一発こそ出ていませんが、地味に日本のピッチャーにアジャストしてきているようで心強いですね。特に7回表、宮西のスライダーをタイムリーにしたのは彼のセンスの良さだったと思います。普通の助っ人なら初見であのスライダーはお手上げ状態だったはず、同じコースへ3球続いたこともありましたが、うまく対応していました。
豪快なパワーヒッターの面をまだ見せていませんが、器用さと勝負強さは十分にアピールしています。日本のピッチャーのスタイルに慣れてくればもっと強振する場面も増えてくるでしょう。身体つき、特に下半身の作りがかなり頑丈そうです、軽くホームランにするパワーは備えています。
辰己
辰己の守備に助けられるシーンが増えています。ホームラン1本にも匹敵するファインプレーはDeNAへ移籍した藤田プロを思い出させますが、彼のポテンシャルからしたら、バッティングでももっとアピールできるはず、...とだれもが思っているはずw。しかし、今シーズンもまだその兆候は見えません。西川の加入が何かのキッカケを作ってくれないかと期待する今日このごろです。
和田恋
あと、和田恋がようやく犠牲フライで得点に絡むシーンがありました。まだ、ノーヒットですが、ベンチで選手たちに迎えられている様子を見て、これがキッカケになってくれればいいなと思いました。ギッテンスが手首の骨折ということで7月まで戻ってきません。そういう意味では首の皮一枚で残った印象もあります。
犠牲フライでの貢献ですが、一歩前進です。次こそはホームランでポイントゲッターに...、昨日の犠牲フライで少しは肩の荷を下ろしてくださいw。
涌井
次はピッチャー。
先発は涌井でした。5回8被安打3失点でしたね。140キロ後半のストレート、152キロを計測したボールもありましたので、ボール自体の強さは悪くないと思います。ただ、5回72球で継投策をとられていますので、ベンチとしても涌井本来のピッチングにはまだなっていないという評価なのでしょう。それでも、ゲームを壊さず最低限のイニングは食ってくれます、さすがの経験値と見たいところです。ピッチャーにとって白星は何よりの特効薬、次の登板でのさらなるパワーアップを期待します。
石橋
昨日の収穫の一つは石橋良太の好投でした。3年ぶりの中継ぎスタートは三球三振に打ち取るピッチングでした。こんなボール投げていたっけ?というくらい強くていいボールでしたね。先発とは入り方が違っているというのもあるのかもしれません。酒居が不在で、西口が離脱中、石橋の好投は頼もしい代役登場という感じでした。
西垣
4点差の最終回、松井裕樹は温存したい展開の中でマウンドへ送り出したのは、先日のブログでクローザー適性アリそうと書いたルーキー西垣でした。1イニング24球とけっこう苦労していましたね。先頭を出してしまったことで、自分で自分の首を締める展開にしてしまったところが見えました。これも経験です。
炭谷のリードでだんだん落ち着きを取り戻していきました。1失点で踏みとどまったのは、ま、ルーキーとしては立派な方だと評価していいと思います。力感のない投げ方から軽く150キロは魅力です、フォークに安定性が出てくれば化ける素材に違いありません。まだ、しばらくは使ってもらえそう。
さて、今日は瀧中が先発です。相手が上沢。投手戦覚悟のゲームです。