H4−2E
後ろ向き?
絶対に負けられないカードの初戦。先発は瀧中に任せた。石井監督は、ここからの戦いは「相性の良さ」でもなんでも(使えるものは)使っていく、みたいなことを言ってたようだ。そこでホークスとの相性の良さが買われ、瀧中のカード初戦ということになったのだろう。
ところが、当の瀧中のコメントは、「味方が大量得点を獲ってくれただけで、自分としてはそれほど相性が良いと思っていない。」というものだった(らしい)。実況中継中に紹介されたゲーム前のインタビューの様子である。
ま、結果として、瀧中のコメントが当たっていたことになる。4回4失点で降板はしっかりそれを証明してみせた...。
...って、おい、いいのか、そんなんで。
一方の相手先発・和田毅のゲーム前のコメント。webニュースでチェックしたらこうだった。
「この時期に3チームが0ゲームというのは初めての経験」
「こういう場で投げさせてもらえるのは、プロ野球選手冥利(みょうり)に尽きる。しっかり結果を残せるようにしたい」
瀧中のコメントは自戒を込めたものだったと思う。ただ、この手の思考は現実になるからなあ...。
浅村もぼろぼろ
バッティングではない、守備の話である。強い打球ではあったが、浅村の正面をつく当たりがヒットになるというシーンが2度あった。
普通の浅村なら処理できていたかもしれない。そして、処理できていれば瀧中の失点を防げていた可能性が高い。
初回の先制ホームランはよかったが、浅村の守備に精彩を欠くシーンが出始めている。そして、それがゲーム展開に少なからず影響している。
悪循環になってないか
この大事な局面に来て
先発は5回持たず→リリーフ陣は登板過多(になるばかりで勝てない。)→3番、4番の好調を生かせないまま(勝てない。)→(そうこうしている間に)3番、4番に疲労蓄積から来るほころびが出始める...。
....って、悪循環になっていないか...。
隣の芝生
一方の相手ホークス、ファースト中村のファインプレーが和田を救う場面がやはり2度ほどあった。コロナ離脱から復帰して間もない中村。
コロナ特例で、主力を強制休養させた形になっていたか...と言うと言い過ぎか。
ホークスは主力選手の離脱で危機に直面する時期があったが、これを2軍の若手がきっちりカバーし、首位をキープした。
復帰してきた離脱組が調子を上げてきたら、これはかなり厄介だ。
しかも、首位をキープし続けた若手の功労者たちは自信をつけて2軍落ちしているわけで、1軍でも結果を出した若手が2軍に控えている状況は不気味でもある。
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隣は転んでもただでは起きない状態に見える。いや、むしろ好転してないか…みたいな。