E1−3F
勝てないねえ...
金曜日だから勝てないのか、打てないから勝てないのか...。先発が7回3失点とゲームを作っても勝てない。たしかに相手・先発の伊藤大海は良かった。尻上がりに良くなっていたし、投げていて楽しそうだった。あれが伊藤大海である...(キュン)。
伊藤大海なあ
どんな場面であれ、相手打者がだれであれ、伊藤大海は自分のボールをぐいぐい投げてくる。
まるで楽天の強打者との対戦を楽しんでいるかのようだった。敵ながら見ていて気持ちいいピッチングなのだ。悔しいけど…。
伊藤大海は、最下位の日ハムにいながらこれで10勝目である。昨年のルーキーイヤーから連続の二桁勝利。うちの早川と藤平は同世代のはずだが、なんか大きく水を空けられた気分である。
悲劇の王子
相手の先発のことが先になってしまった。ごめん…。うちの先発・岸のことを忘れてはいけないし、やっぱりすごいよ岸は...。
相変わらず期待を裏切らない内容で、これぞエースというピッチングだった。
話は一度横道にそれるけど、藤平の前回登板では、その岸直伝のチェンジアップがかなり有効で先日の再登板に繋がった。ま、その先日はまったくチェンジアップを制球出来ずに散々だったわけだが…。
それくらい難しい変化球を、やはり本家本元(の岸)は自由自在に操るわけで、これぞプロのピッチングと改めて感心したのだった。
しかし、悲しいかな。ここぞのところで一発病(昨日は万波に)を発症してしまうのと、伏兵に足元をすくわれる(昨日は6回表、先頭の上川畑の2ベースから失点)ところがあって、内容の割に勝ち星がついてこないタイプになってる。まさに悲劇の王子なのである。
5番が弱い
相手が伊藤大海とはいえ、1点しかとれなかった楽天の攻撃を振り返る。
一番に感じるのは、5番ギッテンスがまだ5番として、もしくは助っ人外国人としてほとんど機能していないことだ。
例えば、前日まで対戦していたバファローズが3番中川、4番吉田、5番頓宮とフルスロットルで機能していたのを見て、こりゃかなわん...と思ったものだ。
で、昨日のゲームでもギッテンスに一本出ていれば...という場面はあった。
パンチ力
ピッチャーは一発食らう、バッターは一発出ない、…と、投打に渡ってホームランに泣かされている印象である。
そういう意味で、岡島と辰己のパンチ力が使えないのはけっこう痛い。パンチ力という面からすると、茂木の名前も上げたいが、宝くじで当たりを引くくらいの確率は、ラッキーパンチ並、もはや代打に出して神頼みしかない状態。茂木なあ...。古くなった消化器と一緒で、あるのはいいんだけど、肝心なときに役に立たない。とほほほ...