わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

堪忍袋の緒が切れた

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E5−6L

ターニングポイント

やっぱり4回裏の茂木の打席だったなあ。

  • 4回表に先制点を許した直後の攻撃だったし、
  • 1アウト満塁の大チャンスだったし、
  • 前の田中ゲームで8回表の大チャンスに仕事できなかった茂木の打席だったし...、

ここで茂木が最低でも同点のバッティングができていれば展開は間違いなく違っていたはずだ。
しかし、結果は最悪のピッチャーゴロ、1−2−3のダブルプレーでチェンジだった。

堪忍袋の緒が切れた

5回表、それまでの精密機械のような田中の制球が急に乱れはじめた。それまでの田中から明らかに変わった。4回裏の大チャンスを生かせなかったことが相当こたえたようだった。
ライオンは弱った獲物(田中)を逃さない。田中は中村の2ランなどもあり、たちまち4失点のビッグイニングを作ってしまった。いつもの田中らしくなかった。田中はこれまでにもこういう場面がたびたびあったわけだが、そのたびに仕切り直して味方の援護を待つという姿勢は崩さなかった。
ただなあ、後半9試合白星なしの「田中ゲーム」で溜まっていた鬱憤は限界に来ていたということだろう。さすがの田中も堪忍袋の緒が切れて、爆発してしまったようだった。田中は5回持たずに降板。5回持たない田中は今季初である。いい感じで立ち上がっていただけに、5回表の田中の急変ぶりは衝撃だった。

自分への怒り?

茂木だけじゃない。浅村も相変わらずゲッツーでチャンスをつぶすは、プロ3年目の若いピッチャーにのびのびピッチングされて軽く三振に打ち取られるは...でまったく精彩を欠いていた。主力の露骨なまでの「空回り(援護なし)」が田中を狂わせたのはたしかにあると思う。ただ、今回も「田中あるある」の先制点を許したのは田中自身だった。
4回表、タイムリーは5番川越。田中だって打たれるときはある...。それはそうなんだが、このタイムリーで生還したのはこの日2度めの四球で歩かせた栗山だった。いわば田中の自分で蒔いた種が「失点」の実を結んだ格好だった。なんだかんだと田中に援護のないことばかりが注目されがちだが、田中も自分で「失点」の種を蒔いているところはある。田中の急変はもしかするとそこらへんの「自分への怒り」だったかもしれない。ま、田中と攻撃の主力が互いに噛み合っていないのはたしかだ。

関係修復してCSへ...

田中と主力の関係だが、「田中を勝たせなければ」という主力の過度の責任感が邪魔している感じがある。田中の登板ゲームはまるで今のジャイアンツのようだ。ここは何か思い切った手を打ちたい。例えば田中が先発のときは若手だけのオーダーで臨むとか。...などと真面目に考えずにはいられないw。

ただなあ、これからCSを戦っていく上ではやはり田中と主力の関係がしっくりこないことには心もとない。あと1回は登板があるのかな。最後の最後で関係修復(修正)の端緒くらいは見つけておきたい。CSで田中をはずす選択はないはずだから。

感謝

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