わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

エースが戻ってきたホークスはやっぱり強かった...。

E0−3H

先発の早川はツキなかった。打ち取った当たりが内安打になったり、いいところに落ちて長打になったり。たしかに打たれはしたが、運の悪い面あった。

....は楽天ファンの目線。冷静に見れば、やっぱりホークスの各打者がヒットになるように打っていたとも言える。簡単に終わらないのはもちろんだし、フライを打って終わるような打者はほとんどいない。皆しぶとく転がして、最低でも「何かが起こる」可能性を残す攻め方をしていたのはさすがだった。ここらへんが他のチームとの大きな違いだろう。

先発の早川はオリンピックインターバルの間に習得したという大きなカーブを序盤から意識的に使っていたが、ほぼ真ん中に集まってしまいつかまっていた。途中からストレート中心に変えて修正してきたが、初回と2回で3失点は相手が千賀ではやはり重すぎた。まだ本調子ではないといいながらも、千賀のフォークはそれでも並のフォークではないのだな。手も足も出なかった感じである。オリンピックでの好投が復調のキッカケになってしまった。オリンピックを見ていたとき、そんな予感はあったんだなあ。

それにしても楽天は打てなかった。たったの3安打。しかもその内の2本がオコエ瑠偉だった。オコエが凄いというよりは、他がまずいでしょ...。そのオコエも2安打のうち1本で暴走アウトになっていたし。「積極性」をアピールしたかったかもしれないが、そこじゃなかった...。

キャッチャー太田の代打に出てくるのがキャッチャー田中貴也というあたりの層の薄さよ...。太田よりは期待できるが、まだどこか中途半端。見逃しの三振だった。
早川は6回3失点とゲームは作ったが、開幕序盤の勢いはなくなっている感じだ。左打者に対する課題と6回の壁がまだうしろにチラついている。新人王の筆頭候補と予想されていたが、オリックスの宮城やハムの伊藤といったところにやや水を開けられた印象は否めない。

これでチームの後半戦は2勝2敗。岸は良かったが、涌井が誤算。早川も平均点であとは田中と則本の出来がどうかにかかっている。ホークスはここにきて本来の力を戻してきたから脅威である。ホークスの戦力はここからは整っていくのみという展開だろうからある意味オリックスよりも厄介な相手だね。ロッテも昨日は勝って相変わらず虎視眈々という感じで不気味だし...。

なんどもくどいけど、助っ人が代打でしか出番がないというのはやっぱり辛いなあ。というか、そういうのはそもそも「助っ人」とは言わないのではないかな...。