わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

休養明けの岸は鬼に金棒なのだな...

先発の岸が7回1/3を1安打無失点10奪三振というピッチング。7回までノーノーで来たから球数は100球を超えていたが8回のマウンドに上がった岸。愛斗に初ヒットを許したところで安楽にスイッチした。打ち込まれての降板ということではなかった。5点リードしていたし、無理に投げさす展開ではなかった。それだけ。
そんな岸も初回は簡単に2アウトをとったあと、3番森、4番中村に慎重になりすぎたのか力んだのか、ボールを引っ掛けるシーンが多くなり、結局連続四球で2人を歩かせる立ち上がりになってしまった。ただ、ボール自体は強かったので、休養十分という印象はあった。そして回を重ねるごとに制球も安定し、尻上がりによくなっていった。
開幕のときも裏ローテのトップで登板し、いきなり無四球完封からスタートしたのだった。ようするに休養さえしっかりとれていれば(疲労さえ蓄積していなければ)これくらいのピッチングはできるピッチャーだということだろうw。
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オコエ

オコエ瑠偉が後半戦いきなりのスタメンスタート。ここらへんが石井流のモチベーションアップ起用法である。選手には結果を求めるし独特のコメントで緊張感も与えるが、相応のチャンスもしっかり与えるやり方だ。
で、その起用にいきなり先制のタイムリーで応えるところがオコエのすごいところで、やはり彼は「持っている」選手だし、「使いたくなる」選手なんだなあ。華があるしね...。
オコエが出塁した際に1塁コーチと何やら話しているときの雰囲気が少し大人びて見えたのは親(ファン)の欲目というやつだろうか。これは前のブログでも書いたかもしれない。ただの大振りから必死に食らいつく姿勢(バッティング)に変わってきた印象はあった。

茂木

茂木が4安打と大当たり。こちらもオリンピックインターバルをうまく使えた選手のひとりだ。夏場を自分のペースで調整できたことは怪我の多い茂木にとってはプラスに作用したみたいだ。

島内と浅村

前半戦のポイントゲッター島内に当たりがなかったが、反対にオリンピック帰りの浅村がしぶとくタイムリーにしていた。この2人のバランスもいい感じでスタートしたのではないか。島内が打たないときは浅村が、浅村が打たないときに島内が打つ。2人打つ方がいいに決まっているが、それはこれからチームがもっと苦しい状況になったときでいい。...とちょっと余裕をこいてみるw。

助っ人

助っ人の出場機会が無かったのは淋しい限りだが、大地を始めとする他の主力にはヒットが出ていたし、エキシビジョンの戦いぶりで感じた「地力アップ」は案外的中している気がした(自画自賛w)。
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辻監督

さて、蛇足になってしまうが、昨日のゲームの中でライオンズの辻監督を改めてすごい監督だと思うシーンがあった。3回のリクエストをことごとく成功させたのだ。さすがの眼力である。

さいごに

さぁ、いよいよペナントレースが再開した。やはり公式戦は見ていて面白い。勝ったときの嬉しさもエキシビジョンの比じゃない、当然だけど...。
で、今日はタッキーが先発である。「ミスター安定感」が期待どおりのゲームメイクをしてくれるかどうか。石橋や藤平あたりもエキシビジョンでいいアピールをしていたからミスター安定感と言えどもうかうかしていられない。彼らとの「格の違い」をどれくらい見せつけられるか、今日はそこに注目したい。