わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

田中ゲームの「あるある」に変化の兆し...

H2−6E

田中が初回裏に柳田のホームランで先制点を許したときは、「あぁ、また先制されちゃったよ...」といつもの田中ゲーム *1の予感がしたが、昨日の楽天は一味違っていた。いつもは音無しの攻撃陣が2回表にすぐに追いつく攻撃を見せたのだ。

いつもの「田中ゲーム」と違ったのは2回表だけではなかった。3回表には大地の2ランが飛び出し2点リードのゲーム展開に。田中ゲームで味方がリードをするのは非常に珍しい展開だ。
そして4回表には茂木のソロホームランで3点リード。6回表には炭谷の犠牲フライで4点リード。さらに7回表にはあろうことか浅村にまでソロホームランが飛び出し5点差だ。田中ゲームでは特に大人しい浅村のホームランでこのゲームの勝敗は決まったな。

田中は7回103球4安打1失点で勝ち投手になった。まだ4勝目。メジャー帰りの田中にしては少し淋しい勝ち星ではあるが、前半戦の締めくくりをさすがの存在感で終わらせたあたりはやっぱり田中なのである。
前日の則本との差が歴然と出てしまったようにも見えてやはり「役者が違うのかな」とも思ったり。このあとオールスター、オリンピックと出場の予定されている大舞台が待っているわけだが、そこに向けてもいい感じに調子をあげてきている。実に頼もしい。

このカードはホークスのホームゲームなので実況中継もホークス寄りである。そのホークス寄りのアナウンサーが「後半戦の田中が不気味」みたいなニュアンスのコメントをしていたが、昨日の田中ゲームをみるとその予感はかなりの高確率で的中する予感だw。
田中ゲームでは味方の援護がないというのが前半戦の傾向だったが、昨日のゲームではその傾向に変化の兆しが見えてきた。攻撃の援護だけじゃなくて随所に守備のファインプレーもあった。後半戦の田中ゲームに期待だ (・∀・)。

*1:先制されたあとそれなりのピッチングをするが、味方の援護なしで勝てないゲーム