田中将大4回9失点KO
E7−9B
ホームゲームだけど東京ドーム。東京ドームでの主催ゲームは4年ぶりらしいです。球場には楽天本社が動員したであろう楽天カラーのユニホームを来た観客がぎっしり。先発は田中将大でしたから、舞台設定は申し分なかったと思うのですが、その田中がまさかの大乱調でした。
初回5失点で始まり、結局4回9失点の自己ワースト更新というピッチングでした。ま、田中のワースト記録もなかなか見られるものではありません、良いものを見せてもらった...とポジティブに考えた人もいたことでしょうw。
まるでバッティングピッチャー
乱調といっても、ボールが暴れていたわけではなくて、全体的にボールが高かったという印象です。田中が悪い時はだいたいこのパターンですね。ボールが多少高くても球威さえあればバッターは打ち損じます。ただ、今の田中のボールの強さではちょうど打ちごろになってしまう。初回はまさにバッティングピッチャーを見ているようでしたね。
1週間前のホークス戦とギャップありすぎ
田中は、ほぼ1週間前が同じ東京ドームでのホークス戦でしたが、このときが7回5安打1失点でしたから、あまりにもギャップがありすぎです。どっちが本当の田中将大なのか...。今の田中は投げてみないとわからない、まさに〈並のピッチャー〉になってしまいました。昨日の田中くらいの内容なら、例えば、同い年の塩見とかを試してみたかったですね。たらればですが…。
浅村の満塁ホームラン
4回表のバファローズの攻撃が終わったところで7点ビハインドでした。こんな壊れたゲームに中継ぎ陣を投入するのはもったいない、田中に責任とらせろ!...と思って見ていたら、なんと4回裏には浅村の満塁ホームランも飛び出して5得点、2点差まで追い上げます。こうなるとさすがに抵抗したくなる。
昨日の1、2番コンビは村林と伊藤ユキヤでした。
浅村が調子を上げてきましたね。1番・村林の覚醒はどうやら本物っぽいし、昨日の2番は小深田ではなく伊藤ユキヤでしたが、しっかり機能してました。
ただし、反撃も4回の5得点まで。バファローズも強力な中継ぎ陣を投入し続け、追加点を許してくれませんでした。ま、こっちも勝ちパターンの中継ぎ陣で応じましたが、最後の2点差が重かったです。