この記事にはガックリしたし、やっぱりなあという感覚も正直ある。
楽天のドラ1選手が戦力になっていない感覚はずっと前からあったからだ。
でも、12球団中最下位というのはなあ、さすがにショックである。
計測に使用した問題のデータは、タイトルを獲得した選手の数や出場ゲーム数などをポイントにしたものらしい。計測の計算過程は不明だが、ポイントの基準を下記に引用しておく。
設定した採点基準は以下の通り。数多く試合に出場してチームの戦力となっているかを計るために出場試合数に応じた得点制とし満点は10点に。なお、先発、中継ぎ双方で投げた投手には「先発数×2.5」試合で補正をかけることとした。
・野手:100試合、300試合、500試合、700試合、1000試合出場で1点ずつ
・投手(先発):20試合、50試合、75試合、100試合、150試合で1点ずつ
・投手(中継ぎ):50試合、100試合、150試合、200試合、300試合で1点ずつ
・個人タイトル獲得者:4点ずつ(ベストナイン、ゴールデングラブ賞も含む)
で、ランキングは次のとおり(記事中に出てきたタイトル獲得選手名も参考に記載しておく。なお、対象は現行ドラフトになってからの12年間である。)
- 1位 巨人
(菅野智之投手、岡本和真内野手、澤村拓一投手、長野久義外野手、大田泰示外野手、小林誠司捕手)
- 2位 西武
(菊池雄星投手(現マリナーズ)、増田達至投手、森友哉捕手、多和田真三郎投手)
- 3位 ロッテ
(石川歩投手、荻野貴司外野手)
- 4位 オリックス
(吉田正尚外野手、山岡泰輔投手)
- 5位 日ハム
- 6位 中日、広島、ヤクルト
(タイトル獲得者は2人ずつ...とあるだけで選手名は省略されている。ポイント同数の6位)
- 9位 DeNA
- 10位 阪神
(藤浪晋太郎投手、近本光司外野手)
- 11位 ソフトバンク
- 12位 楽天
(松井裕樹投手)
松井だけか...
ようするに下位の球団は目利きができないか、育成が下手くそかのどっちかということになる。
ま、絶対王者のソフトバンクが11位というのにはどこか救われた気分だ。1位の巨人が11位のソフトバンクに日本シリーズで4タテをくらった。これも現実...。
こうなると、ドラ1だけに注目して目利きじゃないとか育成下手とか言っていいのだろうかと疑問になる。ドラ6くらいまで幅をとってランキングにすればまた違った順位になりそうだ。
しかし、それでも楽天が上位にくることはないだろう。案外、オリックスやロッテあたりが上に来るのではないだろうか。
ただ、石井GMが来てからの楽天のドラフトには明らかな変化が見られる。過ぎたことは忘れてこれからのドラ1たちに期待したいね。
...といいたいところだが、残っている(現役の)ドラ1たちの奮起にも期待したいね。石井監督に言わせると、「注目されているうちに出てこないと...」ということになるんだけどね。
覆せるかな…。