ラグビーの日本代表ヘッドコーチだったエディー・ジョーンズさんとプロ野球解説者の権藤博さんの対談記事を読んだ。
本当は権藤さんの野球目線からの意見について書きたかったのだが、エディーさんの答えが独特で面白かったのでそっちをまず書いておこうかと。
司会者がエディーさんに「選手をゲームに送り出すときにどんな言葉をかけるか?」という質問をした。
そのときの答えが深い。
エディーさんの答え
「もし頭に何か浮かんだら、すぐやりなさい」と「二度考えるな」と。「自分の実力を信じて行け」と。
つまり
「最初にぽんと頭に浮かんだこと」は自分の実力だと言っている。
そして、それは正しいと。
だからすぐにやれと。
「二度考えるな」=「自分の実力を信じて行け」
なんだね。
ポンと頭に浮かんだことは、これまでの経験や練習が基になっている。だから
「それを信じろ」ということである。
そして
仮にもしそれが正しくなかったとしても、ほかの人がそれをサポートすればそれが正しい判断に変わっていくわけです。
と続く。
本当はこっちの方を言いたかったのかも。
選手たちが「二度考えず」に自分の力を信じて行動すれば、一人の判断ミスもいずれは正しい判断に変わっていく...ということだろう。
本番に向かう同僚であったり、部下であったり。
何か気の利いた言葉を掛けてやりたいときがある。
「自信を持って行け」ではありきたりだ。
これからは「二度考えるな」と送り出してやろうかな...とか考えているw。