わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

どうしても9回は盛り上げてから終わりたいらしい...。たまには簡単に済ましてもらっていいのだが...

H2−3E

岸が降板してからの観戦
連休2日め。日中出かけていたので、9回からの観戦。1−2でリードしていた、よしよしと見始めた。

先発の岸はすでに降板していたが、6回85球1失点という良い出来*1。例によって先発は余裕をもって降板させ、逃げ切り体制(リレー)に入ったようだった。7回はソンではなく寺岡。ソンもほぼガス欠状態という中で投げていたから寺岡という代車が手配できたのはちょうど良かった。寺岡はなんだかんだと抑えるから頼もしい。自ら強心臓を売りにするくらいなので競った場面での登板には向いた性格で、メンタル的な不安はないのだが、問題は球質(球威)そのものにある。当分は下妻のリードと配球に頼らざるを得ない。つまり、下妻に代打は送れないということだ。で、8回牧田で柳田クラスを抑え込み、下位打線に向かうところからブセで抑える必勝リレーである。

相変わらずバタバタしちゃう9回
それにしても、ブセの9回は相変わらずバタバタしていた。3人くらいで簡単に終わらないのは「さすがホークス」というべきか、「いい加減にしなさいイーグルス(ブセニッツ)」というべきか。
先頭の松田を空振り三振に打ち取り、いい感じで立ち上がったかに見えたブセだったが、6番グラシアルにヒットを許すと、よりによって7番牧原にまで(ヒットを)許しちゃう過剰サービス。
8番代打川島のサードゴロはこの回から3塁の守備についた藤田プロがフィルダースチョイスで一つもアウトにできず。1アウト満塁と盛り上げてしまう。いやはや...。
1番周東のセカンドゴロを浅村がバックホームして2アウト。で、次が好打者栗原とどこまで盛り上げれば気が済むんだという展開だったが、これも強烈なファーストライナーを大地が見事キャッチしてゲームセット。やっぱり最後は浅村と大地が悪い流れを断ってくれるのだった。なんとも心強いなこの2人は。ということで、どうにかこうにか岸の好投が報われた、岸これで2勝め。

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9回は盛り上がる盛り上がる...

神さまはまだ見放していない
野球の神さまは楽天をぎりぎりのところで見放していないようだ。岸のピッチングについては次の登板まで軽々しく喜ぶのは止めておこうと思うが、岸がまだやれそうなところを見せてくれたのは朗報であることに違いない。
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ロッテがなかなかしぶとい。日ハムにリードを許していたが、8回に同点に追いつき、9回には勝ち越した。
野球の神さまも「ロッテとの直接対決」という中間試験を結構ハードなハンディをつけたままで課すつもりのようである。ここをそれなりの成績で乗り切れないと期末試験はもしかしたら受けさせてもらえないかもしれない。あぁ、明日から胃の痛いカードが始まる。

*1:三木監督の岸についてのコメントが印象的だ。以下引用「いろんな経験を乗り越えた力のある投手が、チームに力を与えてくれた。若い選手にはできない。経験してきた選手にしかできないものは間違いなくある」