まずは、引退を決めた渡辺直人に「お疲れさま」と言いたい。
いろいろなことがあったけど、直人は最後は楽天に戻ってきてくれました。そのことに感謝しています。
所属したことのあるチームとのゲームがあるときは、直人と一緒したことのある選手の多くが直人のところへ挨拶に来るらしいです。楽天に移籍してきた選手もそうでした。皆ナオトを慕っていました。これだけ人望の厚い選手も珍しい。「選手同士の仲が良い」という楽天のチームカラーを象徴する選手です。田中将大と同期入団なんですね、いまさらですが。
イーグルスも歴史を感じられるようになってきたね。 https://t.co/wklazY6UYD
— 上杉麟太郎 (@rintaro49) September 12, 2020
金曜日の逆転サヨナラ勝ち。
サヨナラ2ランの茂木のこと以上に三木監督のベンチでの様子や茂木に抱きつくシーンが話題になっていて驚きました。三木監督の人間臭さを好意的に受け止めたファンもいたようですが、それと同じくらい、もしかするとそれ以上に(三木監督の)精神的な脆さ(弱さ)を心配する向きや監督不向きみたいな感想をもっているファンもいてちょっと戸惑っています。
たしかにシンドいゲームが続いていますが、金曜のベンチでの監督の様子は周りが興奮しすぎて監督にじゃれていただけだし(特にカツノリコーチが)、監督がベンチに手を置いて下を向いていたのは、「ふぅ〜」と一息ついたのと*1、選手が最後までよく戦ってくれたとそのことに感激していただけのことだと考えれば「大将」としては普通の反応ではなかったかと。その点では他のチームメイト、スタッフらと変わらない反応だったと思うのですが、何か精神的に追い詰められていたとか、表情がテンパっていたとか、1年生監督では無理とか、...いろいろな受け止め方で周りが勝手に心配して、騒いでいるようにも見えました。
ゲーム後の三木監督のインタビューの受け応えなどを見ていると、あぁ、この人は自分の野球をやろうとしているなあというのをいつも感じます。ときどき意味不明の選手起用があることはここでも何度か書きましたが、それは私が理解できないだけで、三木さんにとってのその場面場面での考えがあってやっていることだろうと思って見ています*2。
三木監督自身、決して周りが心配するほど弱い人でも脆い人でない。状況は見えていてそのための手を積極的に打っていく人だと信じています。ただ、そのための判断材料を提供する周りのコーチには私的にやや疑問というか今ひとつ信頼を置けていません。なんというか、はたして各選手のことをどこまで分かっているのだろうか(見えているのだろうか)、という一抹の不安があります*3。あくまで印象的なことなのでこのくらいにしておきますが...。
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今回、引退を発表した直人や金森、鉄平、小山あたりのフォローが頼りですが、カツノリあたりが(悪気無く)結構邪魔してそう...。石井GMがヤクルト系列をどこまで整理できるか、そこが来シーズンのカギですね。ただ、成績によっては三木さんが自分だけ残るわけにはいかないとかなんとか、一緒に辞任しちゃうかも。そこが心配ですな。
いやいや、まだシーズンは終わっていません。
三木さんの本領発揮はまだまだこれからですよ、みなさん。まずは今日の岸の復調ぶりをチェックしましょうか。今後の展開に影響大ですから。