わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

涌井には足立じゃないよ。太田だよ。ついでに選手起用を愚痴る...。

E1−8H

www.chunichi.co.jp

涌井が先発なので勝てると踏んだんでしょう。「石井GMのバースディーに勝利をプレゼント」などとなんとも呑気なコメントを出したもんです。正直、がっかりです。ホレ見たことか、という具合に涌井が5回に6失点、2回、3回と1失点ずつの合計8失点でマウンドを降りました。

で、消化ゲームを見る趣味はないので、涌井が降板した6回以降のゲームは見ていません。でも、ブログは書きます。思うところがあったので。

思うところとは何か。それは選手起用についてです。三木野球のスタイル自体は嫌いじゃないので、できるだけ「三木さんのすることだから何か意味があるのだろう」と思いながら見ているのですが、どうも選手起用だけは「意味不明だなあ」というのが多いような。...と、ド素人の私が言うのもなんなんですが、思いつくまま上げてみると、

  • 松井裕樹の先発転向
  • 森原のクローザー失敗

もう、このブログでは何度となく書いていますので読む人によっては食傷気味かもしれません。松井裕樹の先発転向によって得られた成果はたったの1勝。その代償に昨シーズンのセーブ王と8回の森原が使えなくなってしまいました。意味わからん...。

  • 何故か下水流がいたり
  • チャンスに藤田が代打で出てきたり

この2人がチャンスで打ったのを私は残念ながらまだ見ていません。ゲーム展開の中での勝利のピースにハマったというときを知らない。きっと見ていないときには打っていた(ハマっていた)のでしょう。確認するのも馬鹿らしくてやってませんが。

  • そして今のキャッチャー足立起用(固定)

というか、太田を残さなかったこと...かな。今回の涌井の炎上を見て、キャッチャー足立との相性の悪さを確信しました。前回登板のときのブログにこんなことを書いていました。

足立のサインに首を振る場面が多かった涌井。涌井はやっぱり太田がいいのかも。

で、今回も足立のサインに涌井が首を振ることの多いこと多いこと。やっぱり涌井は太田なのです。以前に「キャッチャーを選ばない」涌井がすばらしいとここで書いたこともありましたが、あれはあっさり撤回します。
涌井だって人間です。口には出さなくても傍から見ていて足立とのバッテリーがしっくり来ていないのは明らかです。投げたいボールのサインがなかなか出てこない、バッターに集中したいところにこれではさすがの涌井もたまりません。しかも相手はデスパとグラシアルの加わったホークス打線です。抜群の制球に加えて絶妙な間合いとテンポでピッチングを組み立てていく涌井のスタイルにそれこそ微妙な狂いが生じてきても不思議ではありませんでした。

話を元に戻します。わがままピッチャーたちの相性に合わせて攻撃力皆無の足立を正捕手として起用するのは勝手ですが、勝ち頭の涌井にまでそれを押し付けるのはどうかと思うわけですな。涌井ファーストで太田を優先的に使うならまだしも、その逆をやっているわけ。塩見や則本や松井に足立をつけるなら、涌井には太田をつけてやれよ、そういうことです。なにやってんだか。

さいごに、ワイルド岩見がドサクサに紛れて出てきてましたね。5回裏に代打。打席に立った姿は「山奥にでも籠もって修行していたのか...」と思わせる風貌。身体全体が絞れているのと、顔の下半分に蓄えた髭で見た目はたしかにワイルドになっていましたが、根っこのキャラはそのままのようで、相変わらず打てる雰囲気は出せてません。いきなり初球のカーブに手を出しキャッチャーフライで終わりました。たった一球ですよ...。いちにのさんで振って当たってくれ式の打席でしたね。どっしり構えて相手ピッチャーと対峙していた黒川の初打席とは大違いです。ファームの男を返上するのはいつになることやら。...という感じかな。

で、今日は松井裕樹でしょ。うぅ〜ん、最後まで観戦させてくれるだろうか...。