わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

「ボタンの掛け違い」も続けていけばだんだん「普通」に見えてくるという話...

E15−0M

先発の松井裕樹の成績
7回105球1被安打11奪三振5四死球

終わってみれば凄い数字になっていますが、立ち上がりの「連続四球から1アウト1、2塁」となった場面でロッテが松井裕樹にとどめを刺せなかったことがゲームを分けましたね。ま、とどめを刺させないくらいに松井のボールに力があったとも言えます。あそこを無失点で切り抜けたことで松井裕樹は息を吹き返しました。
4番の安田も5番の井上も簡単に初球に手を出し1球で凡退でした。
なんで初球から手を出すかね...。「四球のあとの初球を狙え」はセオリーかもしれませんが、松井裕樹には当てはまりません。松井の立ち上がりだけはじっくり見ていく作戦の方がはるかに効果的なのです。仮にストライク先行であったとしても、いずれフルカウントに、そして明らかな四球か緩いストライクを取りに来るボールと決まっています。そこを狙うのが松井対策です。松井の荒れ球を初球の一発で仕留めようというのは無謀なのです。ロッテの4番、5番の(思い上がった)攻めのバッティングに助けられました...。

前回のブログでは松井裕樹の先発転向を「ボタンの掛け違い」と酷評させていただきましたが、三木野球はどうやら掛け違いのまま今シーズンを走り切ることになりそうです。掛け違いも続けていれば普通に見えてくるもので、15得点は「掛け違い」であることを忘れさせてくれる大量点となりました。
www.washilog.com
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松井裕樹が久々の先発勝利かと思えば、その原動力として活躍したのが久々の岡島豪郎でした*1。バッティングフォームが豪快になっていましたね。ブラッシュを思わせるような独特のフォームは、構えのせいかバッターボックスの岡島が大きく見えました。ボールを巻き込むようにヒットにしていましたね。ニュー岡島の誕生といっていいでしょう。ついでに言うと、今まで1軍に置いていた下水流は一体何だったのでしょう...。

ロメロに当たりが戻り、浅村にも満塁ホームランという形で復調の兆しが見えてきました。

あとは自分を見失ったままの森原が「普通」に見えて来るのを待つだけですが、どうやら練習中の怪我か何かで2軍行きとなったようです*2。どうやらそういう星の選手くさくなってきました。

さて、今日は自分でボタンを掛け違えていた則本が先発です。前回はそれに気付いたかのようなピッチングを見せました。今回も掛け直して来るようなら大丈夫でしょう。

*1:2シーズンぶりの1軍復帰だったようです。

*2:球団発表によると診断結果は「右大腿二頭筋損傷」、「競技復帰まで、5~6週を要する見込み」とのことです。