E7-1F
弓削から始まった裏ローテでしたが、異例の6連戦なので(相手チームは)そのままに表ローテへ突入。塩見の次はエース則本でした。
しかし、こっちが表のローテになったということは、相手も表になるわけで。相手は天敵・有原が先発。要するにエース対決となりました。昨シーズンまでの則本ならかなり厳しい相手でした。
ただ、今シーズンの則本は新生・則本。フォームが変わったことくらいしか、どこがどうと具体的な変更点をあげられない素人目ではありますが、結果が明らかな変化を示しています。
開幕ゲームの7回95球1被安打3三振1失点に、今回が7回111球4被安打10三振1失点。先発としては申し分のない成績です。まさにエースの内容。相手のエースと投げあってのこの数字は更に価値が高いです。
ちなみに昨シーズンの則本のイメージについて過去記事にはこんなことを書いています。今の私の則本に対するイメージとはぜんぜん違います。
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- 右肘手術後の経過と新フォームが安定してきたことで、力みがとれたいいバランスのピッチングになっている。
- キャッチャーが変わってピッチングスタイル(配球など)も力でねじ伏せるスタイルから打たせてとるスタイルになってきた。
一応、そんな仮説を立てて注目していたのですが、今回は三振も二桁とっていて「アレッ?」という感じ。ま、これからも則本のピッチングに注目してみようと思います。
それにしても、初回の太田のセカンド送球アウトは立ち上がりだっただけに大きかったと思います。送球に限らず、バッティングも目立っています。太田の存在感は日に日に増している感じがします。
あと茂木ですね。オープン戦では体調不良で不在にしていましたが、その茂木の不在を感じさせなかったルーキー小深田に今やゲーム終盤からの出番しか与えていない渋い活躍が光っています。「正ショートは俺だ」的な無言のアピールに好感です。
それから鈴木大地。率こそ平凡ですが、存在感と勝負強さで期待どおりの貢献をしているところが凄い。早くもチームに「この人に側にいてほしい」的な支柱的存在になっているのはさすがです。
ロメロのアピールも止まりません。ウィーラーのGへの移籍が決まって楽天ファンの間では「ウィーラーロス現象」も出始めているところですが、その矛先を向けさせない圧倒的な活躍ですな。
最後に辰己。三木チルドレンの筆頭は山崎かと思っていましたが、どうも辰己のようです。ベンチに戻った辰己に対し、後ろからマスクをした三木監督が長いこと耳打ちする映像が流れていましたが、完全にマンツーマンによるOJT状態です。
もうひとり、小郷を忘れていました。太田、辰己、小郷は三木チルドレンの三羽烏となっています。現場からは以上です...。