わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

帰ってきたエース

帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ....

E5−1H

打たなすぎる主砲と打たれすぎるエースに変化の兆し...*1

浅村のほぼ1ヶ月ぶりのホームラン(2ラン)で先制し、則本の3年ぶりとなる完投で勝負あり、完勝だった。主砲の一発が出て、エースが完投すれば勝てないゲームなどないのである。久々に気持ちのいいゲーム展開だった。

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帰ってきた(ウルトラマン)エース

2回裏の0アウト満塁のチャンスで、8番太田、9番辰己、1番小深田と3者連続三振で無得点だったときは「やっちまった~」と思ったが、次のホークスの攻撃を則本がピシャリと3凡で討ち取ったことで悪いムード(流れ)を断ち切れたのがよかった。あそこから則本も更に乗っていけたし、それだけ則本の調子が良かったとも言える。終わってみれば9回114球5安打1失点という内容だった。奪三振10というのも凄いけど、四死球0がやっぱり大きいかな。先頭バッターを一人も出塁させなかったことも「則本のペース」でゲームメイクできた大きな要因だろう。
3年ぶりかあ。なるほど...、則本に対する不信感が定着するには十分な年月があったわけだ。でも、これで大丈夫。田中がメジャーから一時帰国したのに合わせて本来の則本も帰ってきたようだw。

ようやく5号

則本の3年ぶりに比べたらぜんぜん短いブランクではあったが、浅村のホームランもかなり久しぶりだった。だってホークスのギータが18号というときに、昨シーズンのホームランキングである浅村がようやく5号なのだから。
ただ、則本はローテ6人のうちの一人。「3年ぶりに帰ってきてくれてありがとう」でもなんとかなるが、浅村は助っ人大砲がいないチームにとって1/1の存在。1ヶ月ぶりの一発はブランク空き過ぎだ。これからはこのブランクの間隔を徐々に短くしてくれないと追いつかない。というか、もはやブランクなしでお願いしたい。ゲーム間隔でいうと28試合ぶりの1発ということだから、残り試合71ゲームをこのペースでいくと多くてあと3本しか打たない計算だ。ダメだろそれは...。
何度も言うように主砲とエースの2人が「らしい」プレーを見せてくれれば勝てないゲームなどないのである。

そのまま終わらない

あと2回の0アウト満塁を無得点で終わらせてしまった太田と辰己が7回裏にはチャンスメーカーとポイントゲッターになって貴重な追加点をあげたのが良かった。グッジョブだった。失敗したまま下を向いてしまわないプレーが出てきだした。良い傾向である。いよいよ逞しさが出てきたかな、骨太になってきたかなという印象。

新しいルーキー

さて、早川をファームへ落とし休養させるプランに出た石井監督は代わりに同じルーキーの高田孝一を上げてきた。で、さっそく今日の先発である。どんなピッチングを見せてくれるか楽しみでもあるし、不安でもある。
西口が先に試されるかと楽しみにしていたが、そこまでの信頼は石井監督から得られていないようだ。その西口よりも先にチャンスを勝ち取った高田孝一、そういう目で見てみたい。
ついでに言わせてもらえば、釜田もファームでは良い内容のピッチングを続けているようだが、なかなか上がってこないのがちょっと残念。

*1:頭に「ホームランを」をつけて読むべし。