わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

安楽がクローザーというのもアリか...

E6−1M

ゾゾマリンでのゲームでしたが、練習試合ということで先後チェンジ、この日は楽天が後攻のゲームでした。

私なりの注目点はいろいろありましたが、気になったのはやはり相手先発の美馬ですね。楽天からロッテに移籍した美馬です。パッと見、なんか紅白試合の感じがしないでもありませんでしたが、やはりロッテのユニホームを着ていると雰囲気が違いますね。意外と似合っていたのが楽天ファンとしてはやや複雑な心境ではあったけど...。

ただ、あまり調子はよくなかったみたいですね。決まっていた開幕投手も右脇腹異常で白紙に戻るというアクシデントもあったようで、調整遅れなのは知っていましたが、たしかに甘いボールが多かった。やはり千葉の水は合わなかったか...(半分冗談、半分本気)。楽天の各バッターも昔の同僚であることなどまったくお構いなしに3回までに6得点の猛攻でした。

対する楽天の先発・石橋は「らしい」ピッチングで3回49球3被安打1失点と無難にまとめました。石橋もなんだかんだと安定感が出てきましたね。この人の「強いボール」は魅力です。昨シーズンの8勝という勝ち星と5月からローテを守ったことが相当自信になっていますな。一皮むけた感があります。

さて、松井裕樹が前日のゲームで先発し好投。先発転向がだいぶ現実味を帯びてきてしまったので、そろそろ後任のクローザー問題についても本気で考えなければならなくなりました。

三木監督の頭の中にはすでに2、3人の候補者が描かれていて、まさにこの練習試合の間にテストしている状況だと思うのですが、肝心の森原はまだ最後に投げていません。本命ではあるのかもしれませんが、確定ではない感じ。
www.washilog.com

外国人のブセニッツとシャギワですが、クローザーのイメージはないですね。クローザーには相手を手玉に取るくらいの圧倒感であるとか、余裕感のようなものが必要ですが、この2人にはまだそこまでのものを感じません。制球もそこまで良くないし。平常ではパッとしなくても、異常になると力のでるタイプもいますが、この2人にはまだその片鱗は見えません。宋も最近はボールに以前のような強さを感じないし。

今のところの候補者は森原と、この日の最後に投げた安楽でしょうか。今シーズンの安楽の安定感はちょっとやそっとで揺らぐことのない強さを感じます。

もともと剛腕が売りのピッチャーでしたが、故障しがちでいろいろ工夫してきて今があります。肩の調子がいくらか元に戻って来たとなれば、故障中に身につけた工夫や経験が生きてきそうです。いよいよ安楽の本領発揮となりそうなシーズンの予感がします(...とこのフレーズはこれまでも毎シーズン祈るようにコメントしてきた記憶があるけどw。)。ということで、安楽を先発で使わないのであれば、クローザーで活かす手はありそう。
www.washilog.com