E3−6Bs
うちのクローザーはゲームをクローズするのではなく、相手チームの反撃に着火する方が向いているようですな。先発もそうなんだけど、クローザーもやはり向き不向きがあるということです。もはや松井裕樹の先発転向も失敗、森原のクローザー転向も失敗。もう、明らかです。
今シーズンはゲーム数も少ない特殊なシーズンなので、戦略を途中からころころ変えるのはいかがなものかと思わないこともないんだけど、この2つの「転向」だけは、まだ、修正が効くので、将来構想云々などと綺麗事はとりあえず脇に置いておいて、今できる勝てる構想に戻そうよ。要するに松井裕樹を抑えに、森原はセットアッパーに戻そうよ。松井裕樹に2軍で先発ごっこさせている場合じゃないと思うんですけど...。
というか、先発を経験させたことでピッチングに幅が出てきたとかなんとか似たようなことをさせた時期もあったのだから、先発から抑えへの再転向が難しいとは思わない。「やっぱりお前しかいない。」と松井に頭を下げればいいんじゃないの。何度も言うけど、2軍で先発させていることが今シーズンの戦力として後々効いてくるとも思えないんですけど。来シーズン以降の長期構想などと言っている場合ではないよ、マジで。
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森原のボール。決して甘い球ではなかったようにも見えたけど、バッターとの勝負とはそんな計算どおりに行くものではない。森原はそもそも相手バッターと対峙している(戦っている)空気が感じられない。ただ投げミスをしないように、キャッチャーのサイン通りに投げることばかりに意識が集中しているように見えます。それではバッターをねじ伏せるなんてことはできない。クローズできない。多少の投げミスがあってもボールに気迫がこもっていればバッターは打ち取れる。バッターはマシーンを打つのとはわけが違うし、ピッチャーは的あてゲームではないのだ。人間対人間の勝負なのだ。
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好投していた塩見を7回からスイッチしたのはここのところの引っ張りすぎを反省してのことかもしれないけど、7回に投入した牧田が珍しく2失点、まんまと裏目に出てしまいました。やることなすこと裏目に出始めている今のイーグルス。元は松井裕樹の先発転向に始まっているような気がしてなりません。じわりじわりとそこのツケが毒のように回ってきた不気味さを感じています。ボタンの掛け違いが綻びとして出始めた感じ。
藤田プロのさすがのセカンド守備の後で攻撃にも良い目が出そうな期待があったけど、その予感もハズレ。負け方がまったく良くない。
今日は相手の先発が無双の山本と来た。迎えるこっちの先発は藤平。このタイミングで藤平を持ってきたのは「同期対決」というショック療法を藤平に試すためだろうと思っています。やることなすことハズレっぱなしの最近のイーグルスですが、ここは藤平が予想外のピッチングを見せてある意味、ベンチの予想を裏切ってほしいと思います。山本相手に藤平を立てて勝てるとは正直ベンチは思っていないと思います。そうはいっても最下位のチームに5連敗だけは意地でも避けたいところ。いかに山本が相手とはいえ、淡々と連敗するようでは、三木野球、ちょっと「らしくない」と思います。