わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

イーグルスは新コロのリスク回避も最強ということだ。

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楽天が「現在、12球団で唯一自主練習さえ再開していない」球団だとは知らなかった。

「自主練習を再開していない」ということは、ときどき報道されている選手が自宅近くの公園や河川敷でやっている練習のことは何と呼ぶのだろう。あれは「自主練習」と言わないのか?、と不思議に思いました。「自主練習」の定義がよく分からない。

楽天は「球団の施設」をすべて使えないようにしているという記述もありました。もしかすると、他のチームは集合練習はしていないけど、球団施設は使えるようにしているのかもしれません。当然感染リスクは排除する形で開放しているのだと思いますが、楽天ではそこのリスクもおかさないということです。

楽天がここまで徹底した新コロ対策をとっているのは三木谷オーナーの方針ですね。オーナーはだいぶ早い時期から「緊急事態宣言」の必要性を訴えていましたから。

と思ったら、石井GMもこんなコメントを出しました。開幕が延期になってからしばらく石井GMの顔を見なくなったと思っていましたが、出てくるときは(しっかり)出てくるね...。

ファンとして気になるのは「12球団で楽天だけ」という点です。たぶん、「楽天だけやる」でも心配だし、「楽天だけやらない」でも不安なのです。12球団「一緒」じゃないとイヤ、そういうこと。

緊急事態宣言はこのまま延期されるようだし、選手たちにとってはコンディションの維持がポイントになりますね。できれば、練習や調整のための環境だけは他所のチームの選手と平等に与えてやりたい。

NPBは、新コロに対する各球団の取り組みを「共通」のものにすべきだと思いますが、12球団の代表者が集まってもそういう話にはなっていないようだし。この場合は選手会も無力か...。

この問題の難しいところは、選手だけでなく、球団スタッフ、そしてその家族の健康面がかかわってくる点です。その点で楽天の球団としての方針は間違ってはいない。

楽天の選手たちはまさに12球団唯一の経験をしているわけで、ここを乗り越えて開幕後の結果に繋げられたら、これはかなり大きな財産(経験)に違いありません。三木監督の「今を大切に」のメッセージが重いです。
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三木谷オーナー、石井GM、三木監督としっかり同じ方向を見ている感じがあるね。

立花社長はどうした...

追記(2020.5.3 9:45)

12球団の練習現状を紹介した記事を見つけたので追記しておく。

◆12球団の練習現状(日刊スポーツ2020.5.3より引用)
(セ・リーグ)

  • 巨人:個人調整期間としてジャイアンツ球場で自主練習。2勤1休、午前午後2部制。
  • DeNA:球場使用日を隔日、時差対応し自主練習。横浜スタジアム、横須賀の施設に分離。
  • 阪神:甲子園と鳴尾浜で自主練習。投手、野手各自2グループ、午前午後2部制。
  • 広島:投手と野手を2班に分け、午前午後の4班制。1勤1休で分離練習。
  • 中日:ナゴヤ球場で1、2軍交互に1勤1休で自主練習。2人1組で約1時間半ずつ。
  • ヤクルト:緊急事態宣言後、5日間活動休止。その後、練習場所を4カ所に分け自主練習。

(パ・リーグ)

  • 西武:月、火、木、金曜日を自主練習とし、メットライフドームと室内練習場を開放。
  • ソフトバンク:ペイペイドームと筑後市の施設で時差をつけた3勤1休の自主練習。
  • 楽天:3月30日から活動休止。球団全施設が閉鎖。自宅、公園などでの活動に限定。
  • ロッテ:ZOZO、浦和で20グループ制自主練習。グラウンド、室内同時利用2人まで。
  • 日本ハム:札幌市の室内練習場と2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の自宅が近い方で自主練習。
  • オリックス:舞洲で午前は寮生が自主練習。午後は寮生以外の選手が練習。