キャンプとオープン戦を通して「三木野球」が選手たちにだいぶ浸透してきたところだったのに、今の「開幕延期中」がとても残念で悔しいです。
選手一人ひとりの身体に染み付いてきていた感覚も、実戦から遠ざかっているこの1ヶ月近くの間にだいぶ薄れてしまったのではないか...。
ま、一番悔しい思いをしているのは選手であり、やはり三木監督本人なんだろうとは思います。
その三木監督が選手たちへ送ったメッセージが
「今を大切に」でした。
「この状況だからこそ学べること、考えさせられることがある」
と三木監督は言います。
「転んでもただでは起きるな」
ということですね。これこそ三木野球の考え方そのものです。
上の記事の中で気になるコメントがいくつかありました。以下抜粋。
全体練習が再開したときを見据えての練習メニュー
「まずは一人一人が、そして、チームとしても前向きに取り組める環境、雰囲気をつくりたい。そこに重きを置いて、どういうメニューにするかを考えたい」
異例のシーズンを迎える上での心構え
「誰もが経験のないことなので、難しいし、対応力が求められる。『最善を尽くすしかない』ということだ。準備や予測をしていく中で、臨機応変に柔軟性を持って修正し、対応していくことが必要になる」
チームに浸透しつつあった三木流野球は一度中断され、仕切り直しの印象もありますが、ここからが
三木監督の本領発揮
という感じがしないでもありません。
なんといっても引き出しの多い監督ですから...。
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だれも経験したことのない異例のシーズン。どんな風にチームを導いてくれるか、ゲームそのものだけでなく、こういうときの対応力でも「三木流」が楽しめそうな予感がしています。