「4週間以内に判断」と言われていたオリンピックの延期問題は1週間もたたないうちに「1年程度の延期」と決まりましたね。
これって、プロ野球にとっては良かったんですかね。先日のブログにも書きましたが、オリンピックの開催期間がそのまま使えるようになるわけで、喉から手が出るほど欲しかった「日にち」ができたという面では明らかに「良かった」となるのかな。
当初の計画では次のような日程でした。
- 公式戦開幕:3月20日(金)
- 交流戦:5月26日(火)~6月14日(日)
- オールスター(福岡PayPayドーム、ナゴヤドーム):7月19日(日)、20日(月)
- 中断期間:7月21日(火)~8月13日(木)
- 後半戦開始:8月14日(金)
- クライマックスシリーズ・ファーストステージ:10月24日(土)~
- クライマックスシリーズ・セカンドステージ:10月28日(水)~
- 日本シリーズ:11月7日(土)~
これに現段階まで決まったところで修正を加えてみると次のようになります。
- 公式戦開幕:
3月20日(金)4月24日(▲35日) - 交流戦:5月26日(火)~6月14日(日)
- オールスター(福岡PayPayドーム、ナゴヤドーム):7月19日(日)、20日(月)※
- 中断期間:
7月21日(火)~8月13日(木)(+24日) - 後半戦開始:8月14日(金)
- クライマックスシリーズ・ファーストステージ:10月24日(土)~※
- クライマックスシリーズ・セカンドステージ:10月28日(水)~※
- 日本シリーズ:11月7日(土)~
※:「無くしてもいいかなあ...」と思うもの
単純な日数のプラス・マイナスだけで考えてみると、オリンピックの中断期間を利用できるようになったとしても当初の計画にはまだ「11日」くらいのロスがあります。さらにオールスターを無くしてもまだ「不足」は「9日」残る計算ですか。
こうなったらやっぱりCSも無くすんでしょうな。CSを無くせば9日のロスを解消した上に、約1週間のインターバルをおいて11月7日からの日本シリーズへ入れそう...。
純粋なペナントレースの優勝チーム同士で日本シリーズを戦う「CS導入前」に戻るだけなので、「日本一」を決める上ではぜんぜん違和感はありませんね。
興行的な観点からダブルヘッダーなどの超過密スケジュールなども視野に入れてゲーム日程を消化しようとする向きもあるようですが、選手たちのコンディションを最優先に考えて欲しい。少なくともファンは納得できる。球団のオーナーたちは分かりませんが...。
ま、あくまで4月24日の開幕が実現した場合の議論ということになりますが、依然、新型コロナ旋風は止む気配がありません。12球団の次の会議ではどんな進展が見られるか。見守りたいと思います。
さて、ようやく渡辺佳明が1軍へ合流しました。
昨シーズン、非常に「勝負強い活躍」を見せていたのに、今シーズンはなぜか2軍スタート。正直、不思議に思っていました。
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渡辺佳明の1軍合流に関わったキーパーソンの中に大村三郎ファームディレクターの名前がありましたね。
それから、ヤクルトの青木宣親選手。
大村三郎ファームディレクター*1と取り組んだ打撃改良の成果が出てきたというわけですが、打撃改良の手本としているのが青木選手のレベルスイング*2だというわけですね。
渡辺佳明は「実戦でタイミングも合ってきた」と手応えを口にしているようです。早く見てみたいです。