今シーズンの興味の一つ
このニュースが面白かった。銀次と金森コーチ、...というか銀次と「金森(バッティング)理論」の出会いに前から興味がありました。
銀次が金森理論をどんな風に消化するのか、今シーズンの楽しみの一つです。
金森コーチの教え子たち
金森コーチといえば、これまで数々の球界を代表する好打者を育ててきた実績があります。
以前のブログにも書きましたが、金森理論の影響を受けた好(強)打者の顔ぶれをもう一度あげてみます。
西武ライオンズ時代
- 和田一浩
- アレックス・カブレラ
- スコット・マクレーン
千葉ロッテマリーンズ時代
- 西岡剛
- 荻野貴司
- 清田育宏
- 岡田幸文
- 角中勝也
銀次のバッティングの特徴(印象)
銀次のバットコントロールには前から定評がありました。難しいボールを見事に当ててきます。
なかなか空振りしない、そんなイメージも以前まではありましたが、最近は意外とあっさり空振り(三振)もしているような気がしないでもない...。
ま、それは置いといて。
難しいボールを上手く打つのはいいのですが、上手いヒット...ばかりではちょっと物足りない感じがしています。
欲を言えば、銀次にはもっと強い当たりも打って欲しい。
で、そんな期待に応えてくれそうなのが、金森理論のような気がしています。
金森理論
「金森理論」のバッティングの特徴は次のようなものです。
- ボールを引きつけて、腰を中心とした下半身主導でスイングする打法
- 脇を締めて腕を伸ばさずに打つ
- 打球に多くの力を伝えられる
- ボール球を見極めやすく、好球必打が可能
銀次のバッティングに「金森理論」がどんな変化(反応)を起こしてくれるか。上手くアレンジできれば、まさに鬼に金棒という感じがしないでもないのですが、結局は、銀次の調理次第、消化次第ということになりそうです。
銀次のコメントもそこはさすがに慎重でしたね。
こういう打ち方もあるんだということを教わってるところです。これを教わることで、自分の引き出しも増えるし、レベルアップもできるはず。自分の打ち方と、金森さんの打ち方をミックスして、よりよいバッティングを作り上げれば...
銀次は金森理論をそのまま鵜呑みにするつもりはないようです。ただ、(金森理論を)ミックスするつもりで試しているのは上のコメントからも明らかです。
銀次と金森理論
下半身主導の金森理論とバットコントロール重視の銀次のバッティングスタイルをどうミックスさせるか、楽しみです。
素人感覚だと互いの良いところを邪魔し合って効果半減になりはしないかと少し心配だったりもしますが、状況に応じて使い分けるというのはありかもしれません。銀次も言っているように「引き出し」を増やす感覚ですね。
追い込まれるまでは金森理論で、追い込まれたら銀次スタイルで...みたいな。
いずれにしても金森理論を生かすも殺すも銀次しだいです。今シーズンはキャプテンにも就任しました。自分のことだけでなく、チームのことも考えなければいけません。はたして自分の引き出しに「金森理論」を上手く入れ込む余裕はあるんでしょうか。
開幕には「ニュー銀次」が見たいものです。