気になった話題から2つほど。
オコエの自己分析レポート
前回の記事に「自己分析レポート」のことを書きました。三木監督が秋季キャンプに入る前に選手たちに指示していたことです。
www.washilog.com
オコエのレポートが紹介されていました。
「スキがないプレー、スキを突くプレーをしたい」
まさか、たったこれだけのレポートではなかったと思いますが、たぶん、ポイントだけを抜粋したのでしょう。三木監督もオコエのこの自己分析を評価していたみたいですね。決して「相手のスキと自分のスキ」をかけたところを評価したのではないと思いますw。
「文字に起こすことで気付けることもある。」は三木監督のコメントですが、たしかにオコエは自分の目指すべきプレーに気付いたのかもしれません。というか、より意識付けされたということかな。
「ファームの頃から三木監督のやり方は理解している。1つ上のレベルでミスなくやりたい」
これはオコエのコメントですが、あのオコエにここまで言わせた三木監督に「乾杯!!」ww。
三木流とは
三木流の練習を紹介したニュース。
www.nikkansports.com
私なりにポイントを抜粋してみました。
- (通例の技術、体力強化を重視したものではなく)サイン確認、チームプレーの徹底を意図する実戦に近い練習
- 「打つだけ、守りだけ、ランナーだけでもない。いろんな野球ができるようにしたい」という方向性
- 「ノーアウトランナー一、二塁!送りバント!」と指揮官の声が飛ぶ。
- 進塁打、バスターエンドラン、偽装スクイズ…。 四球を選ぶケースでボール球を打った打者に打ち直しを命じる。
- 細部にこだわった。
- 「プレーするのは選手」と個々を尊重しつつ、「チームの決まりごともある。徹底していろいろ考えてやってもらいたい」と組織の一員としての自覚も求めた。
- 選手も目的を理解する。
上の記事じゃないけど、三木監督のコメントにこんなのもありました。
「監督がやりたいことを示した方がコーチも選手に向き合いやすい」
三木流の特徴は
- 監督自ら直接指示する
- マズイプレーがあると、すぐにその場で直させる、考えさせる
…ことのようです。
そして、この点が平石流との一番の違いではないかと...。
平石流とは
平石さんは「盗塁をできたらしてもいい」的な指示(サイン)でしたし、失敗しても選手の判断を尊重するところがありました。
www.washilog.com
どっちが良い悪いとなかなか言い切れない部分もあります。なので、この違いがチームをどんな風に変化させるのか、また成長させるのか、私的にはそこが楽しみなのです。
もっと言えば、チームがどんな風に強くなるのか、期待しながら見守っていきたい。