このタイミングでこの記事は何を伝えたかったのでしょう。
新生イーグルスがキャンプイン、平石さんはホークスの一軍バッティングコーチとしてキャンプイン、互いに新しいスタートを切ったこのタイミングで。
ライターの方が平石さんのファンであることは伝わってきます。それはいいのですが、正直「だから何だ?」という内容とタイミングです。
「寝た子を起こすな」と言いたいw。
この記事を読んだ後で、石井GMがマスコミに配ったという「監督退任の理由」を改めて読んでみました。そして、今、三木監督がキャンプに入ってからやっていること、やろうとしていること、報道されている範囲ではありますが、それを見ていると、石井GMが言う「指導者にはそれぞれ得意分野がある」というコメントの意味がよく分かる気がします。
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石井GMの書いた「監督退任の理由」のこの部分。
その様なチームを作る時に昨年、今年と感じたことはバントやスクイズなどの精度やサインミスなどの多さや走塁含め先の塁への意識改革が1年を通して改善しきれなかったと感じました。
これは、今年起きた問題ではなく僕が見る中では長くイーグルスにある課題だと認識しています。
就任して1年の石井GMが認識した「イーグルスの課題」、選手として7年、指導者として8年の計15年イーグルスに在籍した平石さんが認識していなかったはずがない(認識できていなかったとしたら、それこそが問題)。仮に認識していなかったとしても、石井GMが平石さんと「認識」を共有していなかったはずがない。
けど、そこの課題が1年を通しても改善しきれなかった。認識していても改善しきれなかった、というかそもそも改善するための何かをやったろうか(改善する術を持っていただろうか...)、というところに「(平石さんの)得意分野」の違い(限界)を石井GMは認識したのだと思います。
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キャンプはまだ始まったばかり。三木流が新生イーグルスをどんなチームに変えていくのか、「イーグルスの課題」を改善できるのか、それはまだ分かりませんが、シーズンが始まればだんだん見えてくると思います。
平石コーチにはそのときに改めてインタビューしてほしい。新生イーグルスを見てどんな感想を持ったか。石井GMの「監督退任の理由」について(新生イーグルスを見たから言える)率直な意見・感想などなど。そっちの方が興味あります。
今度は対戦チームとしてイーグルスを見るわけで。しかも、ホークスというだれもが認める常勝球団の側から見るわけだ。戦ってみての感想なども是非聞いてみたい。