わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

まさかのCSファイナル逃す...。

  • H6−4E(ファーストステージ第2戦)
  • H2−1E(ファーストステージ第3戦)
  • はい、シーズン終了...

よりによってホークスキラーの美馬が寝た子を起こしてしまうとは…

そんなゲーム展開でしたね。初戦で大人しかったギータやデスパイネといったホークスの看板選手たちを次から次へと目覚めさしてしまった...。
「勝てばファイナルへの進出確率が8割を超える」と言われていた初戦を見事勝利し、第2戦もホークスに相性の良い美馬を立てて臨むという鉄板のステージ展開だったのに、どこでどう歯車が狂ってしまったのか。あれよあれよと2連敗、ファイナルへの道は断たれてしまいました。

8割という確率

普通にやっていればその通りになるであろう「高い確率」ですが、残り2割という「狭き確率」へと導かれてしまう。これを単に「勝ち運」が無かったと見るべきか、監督が「勝負感」なさ過ぎと見るべきか。

  • 初戦で当たっていたラッキーボーイのオコエを第2戦で外したのはなぜだったのか。
  • 美馬には堀内、岸には太田と先発マスクをころころ代えるのは得策だったか。足立のリードはギータもデスパもとりあえずは封じていた。
  • 辛島を使うタイミングは無かったか。ベンチ入りさせたまでは良かったが結局使えなかった。チームの勝ち頭を一度も使わずCSを終えました。

やはり初戦は則本ではなく、美馬だったかなあと思います。

真っさらな初戦で投げる美馬と、ファイナル王手の状態で投げる美馬ではやはりピッチングも変わっていたのではないか、今だから思いますw。
美馬は開き直って攻めのピッチングをしてこそ真価を発揮するタイプ。初戦勝利を受けた第2戦の先発。ホークスキラーの看板と(これは初戦で投げても一緒だが)、ファイナル王手の状況を背負わされ、味方がリードした途端にたちまち「らしさ」をなくした「守りの人」になってしまいました。味方がリードした裏の3失点は最悪。
大舞台には強いはずの美馬ですが、「完全」がかかったゲームの9回表に見せた変化も美馬の一面です。
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だからといって、今度は則本が2番手で登板したときに、初戦のときのようなピッチングができたかどうかと言われると、それはそれでハテナではあります。ここで決めるというときの集中力とか地力という面では則本の方が上のような気はしますけど。いや、わからんな、こればかりは...。
いずれにしても、4回5被安打3被本塁打5失点はとてもホークスキラーと呼べる内容、結果ではありませんでした。ハッキリ「誤算」でした。たらればですね、どこまで行っても。
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怖いものは何もない

CSの初戦、バントは決まるはホームランは出るはで、「怖いものは何もない」という各選手のゲーム前のコメントが示すとおりの伸び伸び(イケイケ)野球でしたが、初戦で勝ってしまって逆に「怖いもの」を作ってしまったか。
8割の確率にどっかり胡座をかいて、勝った初戦のオーダーのまま第2戦もとりあえず行けるところまで行ってみる、そんなイケイケ野球で良かったのではないか。無責任にそう思いますw。
前半戦は首位のときもありましたが、気づいたらぎりぎり3位でCS進出。そのCSも初戦を飾って、気づいたらファイナル逃す。レギュラーもCSも似たような野球になっていた印象です。

いよいよシーズンオフか…。興味の対象は、監督人事、ドラフト、戦力外...と続きます。