わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

あんな弱気な辛島を初めて見た気がします...

  • Bs3−2E
1点差ゲーム勝てねえ...

接戦になると勝てないです。

  • 追い上げるけど追い越せない
  • いいとこ突くんだけど寸止め...みたいな。

いずれにしても勝ち抜けないチームカラー丸出しのゲームでした。

ロッテが西武に負けたので、ここで勝ってゲーム差を詰めておきたかったところですが、お人好しよろしくしっかりお付き合いしてしまいます。

対戦相手のオリックスは消化試合モードに入ったようで、吉田正尚がベンチスタート。先発投手にとってはいつもよりはるかに楽な相手であったと思うのですが、相手先発の山岡にとってはイーグルス打線がそれ以上に楽勝だったみたい。あぁ、情けないw。

以上が総括した感想です。
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あんな弱気な辛島を見たことがあっただろうか...

実況放送中にアナウンサーが紹介した辛島のピッチングに対する伊藤コーチのコメントは「ピッチングが丁寧すぎる」というものでしたが、ハッキリ言ってあれは「弱気なピッチング」にしか見えませんでした。

もっと言えば、「ビビリのピッチング」

際どいところを狙いすぎての四球が多かった。...といえば、これまた聞こえは良いのですが、単に逃げのピッチングになっていたということです。もっと大胆にストライクを取りにいってよかった。

特に高卒ルーキーで一軍初スタメンの太田椋相手に連続四球はあり得ません。辛島クラスの投手であれば、「これはラッキー」とばかりにチョチョイのチョイと料理して「さぁどうだ、これが一軍のピッチャーのボールだ。」というところを見せてほしかった。

まるで4番バッターを相手にしているかのような低めオンリーの攻め方。見ていてイライラしました。

宗(ムネ)にも完全に呑まれていた...

結果的には7番バッターの宗ひとりにやられてしまった感じもあります。

彼との対戦でも辛島は最初から投げにくそうでした。つまり宗の「打ちそうな雰囲気」に呑まれていた感じがありました。

一打席めは四球で歩かせ、二打席、三打席としっかりタイムリーを献上してしまいます。

10勝よりもチームの勝利...

ゲーム前には「(自分の)10勝」よりも「チームの勝利」を盛んにアピールしていたようですが、チームの勝利をあまりに意識しすぎたせいで却って小さくなっていたように思います。
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石橋に意地を見せてもらいたい

前のゲームでの美馬といい、今回の辛島といい、チームの勝ち頭2人がこんな調子では、CSを狙おうかというこの先のゲームが心配です。

こうなったら、若い力に喝を入れてもらいましょう。まずは今日の石橋に意地を見せてもらいたい*1。相手は山本、オリックスの今シーズン売り出し中のホープです。相手にとって不足はありませんよ。

さいごに(攻撃陣について)

茂木と浅村と銀次の打順が元に戻りましたが、まだちょっと早かったかな...、そんな印象です。特に茂木は完全に自分を見失っている状態です。このままスタメンのままでコンディションを戻していけるかどうか。

ウィーラーが「2軍でどんな調整をしたか?」という質問にこんなコメントを出していました。

「技術的なことは何も変えていない。一つ取り組んだのは、自分を探すこと。(不調時は)どこか自分が自分ではなかった。自分を整えることを重点に置いた。

(以下省略)

茂木にも本当は「自分を探す時間」を与えたいのですが、チームにそんな余裕は無さそうです。

そのウィーラーは戻ってきて幸先の良いスタートを切っています。攻撃力アップに加えてベンチのムードも良くなりそうです。

*1:石橋は辛島と一歳しか違わない...などと細かいことはこの際言わないようにw。