- 弓削もとうとう失点
- ようやく弓削のピッチングをライブで見た
- 長い腕を利用した大きなスローイングから投じられるボールはそれだけで打ちづらい?
- 高橋礼は丁寧に投げていた
- 今日は則本が先発、弓削が負けた後の則本がどんなピッチングを見せるか楽しみ
弓削もとうとう失点
E0-3H
2試合(16イニング)無失点のルーキー弓削が先発。ホークスの先発は高橋礼でした。
弓削は初回にさっそく無失点記録が途切れましたね。先頭打者の川島にいきなりストレートの四球、これが失点に結びつきました。
この日の弓削は6回111球5被安打2四死球2失点でしたが、2四死球のうちの一つが初回の先頭打者に対するものでした。先頭打者への四球は得点に結びつくとはよく言われることですが、初回にさっそく洗礼をうけた格好です。川島には2打席目も四球を与えていました。投げにくい相手というのはいるものですが、弓削にとっての川島がそれかもしれません。
ようやく弓削のピッチングをライブで見た
さて、ようやく弓削のピッチングをライブで見ました。初めて見たわけではないのですが、2試合連続で勝利している今の弓削をなかなか見ることができずにいました。春先に見たときのイメージでは、彼の「凄み」が正直分かりませんでした。果たしてどこがどう変わったのか....。で、見た感想。
よくわかりません...w。
長い腕を利用した大きなスローイングから投じられるボールはそれだけで打ちづらい?
各打者ともタイミングが取りづらそうにしているように見えました。腕が長い分、途中でタイミングを微妙にずらしているのでしょうか。1、2、3といった単純なタイミングでは打てそうにありません。それほど球速があるわけでもないし、お化けのように変化する変化球というわけでもない。ただ、球速も変化球ももっと上げられそうな雰囲気はあります。排気量の大きな車が抑え気味に走っている印象で、そのギャップにバッターが戸惑っているようにも見えましたが、見当違いでしょうかw。腕を振り切っているようでもあり、ボールを置きに行っているようでもあり、いずれ独特のフォームには違いありません。
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高橋礼は丁寧に投げていた
相手先発の高橋礼ですが、こちらは6回2/3 114球7被安打3四死球無失点という内容でした。内容的には弓削とほぼ変わりませんが、打たせてとるピッチングが冴えていました。ピンチの場面も低めにコントロールされた配球でゲッツーで切り抜ける場面が目につきました。
昨日のイーグルスはいくつかあったチャンスをことごとくゲッツーでつぶしていた*1わけですが、イーグルスの各バッターの力量が低かったというよりは相手ピッチャーである高橋礼の力量の方が上だったということでしょう。あの低めのボールを「転がすな」という方が酷のように見えました。
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今日は則本が先発、弓削が負けた後の則本がどんなピッチングを見せるか楽しみ
ここまで「弓削で勝ち、則本で負ける」というパターンが2カード続いたわけですが、今回はカード初戦を弓削で落としました。則本が「弓削で負けて、則本で勝つ」という新たなパターンにゲームを作ることができるかどうか、そこに注目したいです。
新しいパターンということだけで言うと「弓削で負けて、則本でも負ける」という最悪のパターンもあり得るのですが、(エースとしては)このパターンだけは阻止しなければなりません*2。