わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

渡邊佳明が今度はサヨナラ打、復帰登板の岸も合格点の好投...

渡邊佳明が今度はサヨナラ2ベース

1塁ランナーの田中和基が生還してのサヨナラでした*1。さすがカズキ

  • E3×-2Bs

延長10回、渡邊佳明のサヨナラ2ベースで連勝です。生還したのは得点圏ではない1塁ランナーの田中カズキでしたから、ランナーがカズキだからこそのサヨナラ2ベースだったとも言える...。
だとしてもやはり渡邊佳明の勝負強さが偉大なことに変わりはありませんね。ドラ1の辰己にばかり注目が集まっていましたが、ここに来てじわりじわりとドラ6の渡邊佳明が存在感を見せています。最近はほぼ独り占めの感じさえします。辰己もちょっとは焦っているかな。いい意味でw。

なんだかんんだ言っても石井GMが一番の当たりだったかも

今日先発の弓削ですが、これもルーキーです。今、チームで最も安定したピッチングを見せています。現在2試合(16イニング)連続で無失点中...。
改めて考えてみると、積極的なトレードといいドラフトルーキーといい石井GMの蒔いた種が芽を出し始めている、というか、実を結びつつあるという感じでしょうか。
今シーズンの「一番の当たり」はルーキーGMだったということになりそうです。

岸孝之が1ヶ月ぶりの復帰登板

病弱のエースだが...

さて、昨日のゲームの主役は渡邊佳明で文句はありません。ただ、私が一番注目していたのは1ヶ月ぶりの復帰登板となった岸のピッチングでした。
インフルエンザによる開幕投手回避とか、今回の発熱離脱とか、プロスポーツ選手には珍しく病弱な面を見せる時のある岸ですが、マウンドに一度上がるとガラリとイメージは変わります。
なんだかんだ言っても「これぞプロフェッショナル」の印象が強い選手です。今回もマウンドに上がったからにはやってくれるだろうと期待していました(やれないコンデションなら上がらない、それが岸ですw)。
…とは言いながら、「投げてみないとわからない」みたいな登板前の岸のコメントでしたね。岸でも入院を交えての1か月間ものブランクは不安だったに違いありません。

復帰登板は合格点でしょ、ホッとしました

で結果...。6回3被安打1失点は岸レベル的にはギリギリ好投の部類でしょうか。ただ、毎回の9奪三振、特に岸のバロメーターでもある見逃し三振が6個取れていたのは十分に合格点と言っていいでしょう。ひとまず安心です。
岸に勝ち星がつかなかったのは残念ですが、岸自身コメントしていたとおり*2、自分が先発したゲームで「チームに負けがつかなかった」ことにホッとしているというのが本音ですね。wエースがそろって「負けゲーム」ではガッカリですから。

*1:ルーキー辰己が5月8日ソフトバンク戦で同じくサヨナラ二塁打を記録しています。ルーキー2人がサヨナラ打を記録したのは1966年の阪急以来53年ぶりらしい。

*2:岸は「自分の投げた試合でどんな形であれ勝つというのが一番」とコメント