わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

堀内のランダウンプレーと久保のストッパーについて

  • E5-2M

昨日のゲームは7回表から見ました。なので、ヒロインは美馬と渡邉佳明でしたが、残念ながら彼らのプレー(ピッチング)は見ていません。
7回以降で私の印象に残ったプレー(シーン)はキャッチャー堀内のランダウンプレーと9回表の久保の登板でしたので、そのことを書こうと思います。

堀内のランダウンプレー

堀内のランダウンプレーがうまかった...

7回表のロッテの攻撃。1アウト3塁1塁の場面で迎えたバッターはマーティン。で、マーティンの打った当たりはファーストゴロでした。3塁ランナーの田村がホームを狙ったのを見てファーストの銀次はホームへ送球、田村は3塁とホームの間に挟まれます。銀次からの送球を捕った堀内は田村を3塁側へ追うのですが、このときの堀内が上手かった。
3塁ベースぎりぎりまで追い込んでから投げるふりだけして投げず。田村がホーム側へ向きを変えたところにタッチして、すぐに2塁へ送球し、(3塁を狙って飛び出していた)2塁ランナーもアウトにしました。

あれが他のキャッチャーだったらたぶんアウトは1つだけだった...

あれが他のキャッチャー、例えば嶋とかだったら3塁ベース近くで3塁側の野手へ投げてしまっていただろうと思います。で、3塁ランナーの田村にぐだぐだ時間を取られている間に2塁ランナーは3塁に来ている...。結局アウト一つでランナー3塁、これがいつものパターンです。これまでに楽天のそんなランダウンプレーを何度見せられたことか...(たぶん、回数にすれば数回程度だとは思いますがw)。
堀内のキャッチャーとしてのセンスの良さを感じたプレーでした。
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久保のストッパー

9回表のマウンドに立ったのは、最初は久保だった

5−1のスコアで迎えた最終回。9回表のマウンドに送ったのは松井裕樹でも青山でもハーマンでもなく久保裕也でした。これはベンチがさすがだと思いました。4点という微妙なリードはランナーを一人出せば展開がガラリと変わる可能性を秘めています。確実に勝つには松井裕樹ですが、それも少し勿体無い。できれば松井を使わず切り抜けたい、となるとやはり久保裕也なのです。
久保は先頭の中村にホームランを打たれて5−2にされますが、そのあと簡単に2アウトを取ります。この切り替えの良さが久保の凄いところです。自滅は絶対にありません。
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2アウトからランナーを出し、マーティンを迎えたところでようやく松井裕樹

で、次のバッター荻野はさすがに簡単には倒れませんでした。荻野にしぶとく出塁され、迎えたバッターがマーティンというところで楽天ベンチは久保から松井裕樹にスイッチしました。自滅はありませんが、一発のリスクが出てきたから。
ただ、3点差あるからと青山とかハーマンでお茶を濁すようなことはしませんでした。ま、単にセーブシチュエーションになったということでもあるのですが…w。あそこでマーティンに一発なんか出た日にはたちまち1点差になってしまいゲームは壊れてました。こうなると松井裕樹しかありません。
ここ2試合の割り切った投手交代は評価したいですw。最初から松井裕樹で良かったじゃない?という声も聞こえてきそうですが、アウト1つだけでOKというシチュエーションは松井的にはかなり楽であったと思います。