わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

夏の甲子園・秋田代表は金足農業になりました。エース吉田大樹は兄・吉田輝星よりも上と見た。甲子園での活躍に注目です。

7月22日(火)

夏の高校野球・秋田大会決勝戦をテレビ観戦しました。決勝に残ったのは金足農業と鹿角。

金足農業は甲子園の常連校、2018年の夏の甲子園で吉田輝星投手を擁して準優勝したときは「金農旋風」と騒がれました。
一方の鹿角は令和6年に花輪、十和田、小坂の3つの高校が統合してできた新しい学校で秋田大会のベスト8、ベスト4、決勝戦、いずれも初出場というニューフェイスです。

ニューフェイスがいきなり決勝戦、だからといって鹿角が特別くじ運に恵まれていたというわけではありません。秋の県大会優勝校(秋田商業)と春の県大会優勝校(能代松陽)を破っての決勝進出でした。

それでも甲子園をかけた初の決勝戦、甲子園を目前にした独特の雰囲気の中で常連校とニューフェイスではハンデありすぎでしょ。常連校が断然有利と見ていました。ところが、どうしてどうして...。延長タイブレークの末の決着となりました。

鹿角は2年生エースが安定したピッチングでゲームを作っていたのが大きかったですね。攻撃はエースの安定したゲームメイクの下で持っている力をのびのび発揮していた印象です。金農のエース吉田大樹(あの吉田輝星の弟)を相手にバットがよく振れていて、実に積極的な攻撃でした。

結果的に金足農業が優勝しましたが、9回表に鹿角が2アウトランナーなしから振り逃げのランナーを還して同点に追いついたときは、ひょっとするとひょっとするぞ、と思いました。高校野球は1つのプレーで展開がガラリと変わります。どっちに転んでも不思議じゃない攻防でした。

しかし、金農の吉田大樹が別格でした。9回表に味方エラーから同点になりましたが、そこでバタバタせずに最後まで投げぬきました。あの動じないメンタルは楽天ブルペンに欠けているものです。楽天はこの投手を獲りに行くべきだと思いました。吉田輝星のときも同じようなことを書きましたが、正直、兄より弟の方が上ではないかという気がしています。身長も高いしw。吉田大輝が全国でどこまで通用するか、そこに注目して夏の甲子園をチェックしたいと思います。

伊藤樹投手吉田大樹投手、秋田枠でこの2人のうちのどっちかは確保したいw。