他所の球団のことなので...
どうでもいいと言えばどうでもいい話題なんだけど、日ハムの吉田輝星投手のトレードなので、正直、びっくりした。相手はオリックスの黒木優太投手。
吉田輝星を出してまで獲りたかったのは誰だ...
...と思ったら、代わりに獲ったのが黒木で、おいおい「吉田の方がまだ良くね...?」と、黒木選手には大変失礼な言い方になるかもしれないが、率直な感想であるw。
吉田輝星といえば
甲子園の秋田県代表として「金農(かなのう)旋風」を巻き起こし、その名を全国に轟かせた人気者。甘いマスクでたぶん女性ファンも多かったはず、よくは知らないが。それに年齢だって黒木投手よりも7歳も若い。
一方の黒木投手はというと
19年に右肘のトミー・ジョン手術を行って一度育成契約になり、20年オフに支配下に復帰したものの、今シーズンは12試合で1勝5敗、防御率6・58だったそうで。たしかに、オリックスの若い投手陣には随分泣かされたイメージがあるが、黒木が途中から出てくると、なんとかなるかも...そんな雰囲気はあった。実際、なんとかなった試合もあった気がする。日ハムは吉田を出してまで獲得する黒木にいったいどんな戦力としての可能性を期待しているのか。
親心ということで
ま、吉田も黒木も、お互いに持っているポテンシャルを出し切っていない、ここは環境を変えることで何かキッカケを掴んでほしい、そういう球団の親心というのが今回のトレードのテーマだった気はする。このまま燻らせていては、球団にとっても、選手にとってもいいことはない。それよりは他所の環境に放り込むことで予想できなかった化学反応があるかも、そこにかけた。ま、そうなれば球団にとっても、選手にとっても、まさにwinwinのトレードだったということになるわけだ。
化ける可能性
オリックスには若くて才能あふれる投手が大勢いる。そこで一軍への切符を手にすることは、吉田にとっては今まで以上に厳しい環境かもしれない。また一方で若いピッチャーの才能を開花させるのが上手い球団というイメージもある。強力なライバルと豊富な育成ノウハウ、化ける可能性は日ハムにいるよりもあるかもしれない。いずれ吉田次第ではあるなw。
秋田出身
秋田出身の若いピッチャーというと、吉田のほかにロッテからヤクルトへ移籍した成田翔投手を思い出す。たしか10月に入ってからヤクルトを戦力外になったというニュースを見たような記憶があるが、その後の進路は不明。成田も秋田代表の甲子園のヒーローとして注目していた選手のひとりだ。もっと言えば、成田も吉田も楽天で獲ってくれないかなあ...と思った時期があった。なにせ秋田県は楽天球団の営業が今ひとつ浸透していないエリアですからw。
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