わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

岸で始まった連勝は、また岸に戻って6連勝です。

  • S1−3E

6連勝です。ドラゴンズとのカード最終戦から始まった連勝でした。そのときの勝投手が岸でしたからちょうど一回りしたことになります。岸→ハワード→渡辺翔太→内→ドロー→瀧中→岸という感じ。

昨年のチーム勝ち頭である早川、藤井といったところの名前がないのがね、野球の奥深いところです。勝てる投手と勝てない投手、早川と藤井は考えないといけません。

昨日の岸はさすがのピッチングでした。7回75球4安打無失点。球数からすると完投の狙えた内容ですが、三木監督は8回・西口、9回・渡辺翔とリレーしました。岸の年齢的なことを考慮した継投だったと思います。シーズンは長いです。岸と則本の2人のベテランは細く、長く使っていく作戦です。

三木監督の必勝リレーには3つくらいのパターンがあります。セットアッパーで使い分けている。
1つは藤平がセットアッパーのパターン。このときは則本がクローザーです。一応これが基本形。1つは西口がセットアッパーのパターン。昨日は則本がベンチ入りしていなかったのでこのパターンでしたが、クローザーは加治屋かと思ったら渡辺翔太でしたね。西口は固定ですが、尻は状況(状態)で使い分けるつもりのようです。

最後の1つは西口がセットアッパーで藤平がクローザーのパターン。監督は最終的にここを目指していると思いますが、藤平の安定感がもう1段階あがるまでの間、先の2つのパターンでやりくりするのでしょうw。オプションとして鈴木ソラが入ってくるパターンがあります。相手次第でどこにでもはまります。強烈ですw。

岸に戻ります。岸が勝てるピッチャーである理由が昨日の岸の打席でよくわかりました。2つのバントを初球で決めています。
セ・リーグ主催のゲームではピッチャーにも打席が回ります。ピッチャーは投げるだけではありません。投手が勝つためにできること。岸はバント練習をかなりしていたようです。ここらへんの準備ですよね。楽天の若いピッチャーは見習いたいです。

さぁ、今日からカープ戦。先発はエース早川。「勝てない投手」から始まりますが、エースが連勝ストッパーでは先が思いやられます。うまく流れて波に乗りたいです。