- E3☓−2H
最初に言っておきます。1点リードで迎えた9回表のクローザーに則本ではなく藤平を送った三木采配を支持します。
結果的に柳町に同点ホームランを許しますが、あれは出会い頭、アンラッキーでした。そのあと3人でピシャリと抑えたことの方を評価したい。
このあと延長戦に入り、藤平から今野へ継投します。ここでも決着がつかずようやく則本を投入します。藤平と則本の間に今野を入れたのは三木流の気遣いだったか。それとも単純に監督からみたこの日の信頼度の高い順番だったか。
ゲーム後の監督インタビューかなんかで、「則本ではなく藤平だった理由」についてコメントしていました*1。
「さまざまなことにチャレンジして…」は、要するに「何でもかんでも『最後は則本』ではないよ...」ということです。
日ハムとのカードで則本を回避し勝利しました。そして今回もカード初戦での失敗を考慮して則本を回避する選択をしました。
攻撃のオーダーだけではなく、投手起用においても三木流の起用方針が示せたのは意味があったと思います。
トップバッターに小森を持ってきました。その小森のプロ初ホームランで先制します。ボールに向かっていく姿勢、食らいつくような雰囲気、小森には「切り込み隊長」のイメージがありますね。この選手は「当たり」でした。いい選手を獲ったと思います。
延長11回裏、先頭の中島がヒットで出塁、宗山が2ベースで続き0アウト2、3塁。太田の代打ユキヤは満塁策で敬遠され、武藤の代打ヨシアキがタイムリーヒットでサヨナラ勝ちでした。しびれました。
三木監督の選手起用の精度があがっています。連敗を脱出し、いよいよ本領を発揮してきた感じがしますw。
*1:「チームとして、しっかり裏付けを持って、合ってるか合ってないかはちょっとアレですけど、さまざまなことにチャレンジしていこうというところの一案」