オスナの「1球に泣く」
ブログのタイトルを決めたのは8回が終わった時点でした。6回に均衡を破る3ランを打たれた岸の投球についてでした。
ところが9回、まさかの逆転劇がありました。代打村林が相手クローザー・オスナから同点の2ラン。その後、小深田が出塁し、浅村が勝ち越しの3ベースでした。
裏はクローザー則本。シビレル展開でのノリは、申し訳ないけど不安しかありません。ノリには「裏切られる」イメージの方がまだ強いから。案の定、2アウトから1、3塁で山川の打席という展開にします。おいおいまた始まったぞ「ノリ劇場」みたいな...。
しかしこれをセカンドフライに打ち取りゲームセット。どんな展開になっても最後は締める。ノリはこのイメージを積み重ねるしかありません。できれば、もう少し楽に締めてほしいw。3連勝です。
岸の「1球に泣く」
- H3−4E
...は、3-1を後で書き直しましたw。
先発の岸は51/3回108球5安打3失点でした。極端な話、107球まで失投なく投げぬいてきて、108球めの1球だけが甘くなってしまった。3ラン。
バッターは中村晃、カウントは3−1、2球続けたチェンジアップを見逃してのカウントでした。四球を嫌うのが投手の習性とはいえ、ほぼど真ん中のストレートをライトスタンドへ持っていかれました。
岸にしては珍しく急いでしまったか。今だから言える感想です。
ただ、その1球の代償が3ランは大きすぎました。最悪の展開をイメージして慎重に投げることも重要だし、考えすぎずに大胆に勝負することも重要です。前者で行くべきだったは、やっぱり「たられば」の理屈ですね。
岸の豊富な経験が「勝負」を選択させたわけで、単純に「失投」で片付けることには違和感もあります。この1球から次の岸のピッチングに変化はあるか。これまでも何度かあったと思います。1球に泣く。
明るい材料
- 小森が1軍昇格即スタメン。プロ初安打もありました。
- 石原が降格し、岸の相手は太田かと思ったら堀内でした。岸のタイプでないのでしょうw。堀内は前日も3ベースあり、昨日も2安打でした。打てるキャッチャーという意味では太田や石原よりも上かもしれません。瀧中のリードも良かったし。
- 村林のイメージが出来つつあります。宗山か村林か、ではありません。村林はどこで、どこに使うかがポイント。私の勝手な思い込みかもしれませんが、鈴木大地が2人いるイメージですw。