ホーム初勝利
- E4−1L
ホーム開幕カード3連戦は雨で2戦が中止、第3戦の1ゲームのみとなりました。それ自体は残念でしたが、その1ゲームを落としていたら悲惨でした。正確には「勝ち越し」と言えないような気もしますが、とりあえず勝てて良かった。何と言っても今シーズン最初のホームゲームですからねw。
ホーム開幕投手は藤井の予定でしたが、雨で2試合流れてしまい、けっきょく岸がホーム開幕投手ということになりました。しかしこのスイッチは当たりました。7回91球3安打1失点はさすがの内容でした。2試合流れて回ってきた開幕投手という大役、しかも悪天候。ベテラン岸だからできたゲームメイクという感じがしています。
それにしても打ちました。うちが12安打でむこうが3安打。今までとは真逆のスコアですw。
それに今シーズン、攻撃のキーパーソンになりそうなメンバーに当たりが出ていたのは収穫でした。
その筆頭格が浅村ですね。ヒロインにも選ばれました。この日は6番でのスタートでしたが、4打数2安打1打点、長打はありませんでしたが、それはおいおい。今は小さくてもいいから結果を出し続けることが大事です。三木監督の浅村起用法は浅村のストレスを軽くしているように見えます。そしてそれはいい方向に向かっている。昨日のゲームの印象ですw。
宗山、小深田の1、2番コンビもそれぞれ複数安打です。昨日のゲームでは1、2番が逆になっていましたが、この2人の間に入り込む余地は今のところなさそうです。
それにしても宗山はすごいです。期待を裏切りません。「なんとかしてくれそうオーラ」も今やチームNo.1ではないでしょうか。
逆転の口火となる同点2塁打が阿部に出たのも大きい。島内の不在をまったく感じさせません。
開幕してからいい感じの助っ人フランコですが、5回のチャンスに三球三振(見逃し)したときは「ダメだコリャ、元に戻ってる...」と愕然としました。しかし8回裏にタイムリー2ベースで悪いイメージを自分で消してくれましたね。昨シーズンとはちょっと違うぞオーラを出しています。
7回裏の2アウト3塁の場面、打席は前の回に代走に送られた田中カズキでしたが、その田中に代えて大地を代打に送りました。勝負強さというところで「カズキより大地」と判断した采配でしょう。ここらへんのやりくりは昨シーズンと明らかに違います。今江監督ならカズキに最低でも1打席は打たせていたと思います。先日のゲームで6回に浅村へ代走を出したことといい、三木監督は得点チャンスで「神頼み(迷い)」がありませんw。
勝利の方程式は岸→鈴木ソラ→ノリとバトンが渡りました。
鈴木ソラは寒さで手の感覚に違和感があったのか、ボールが暴れていましたが無失点でベンチに帰ってきました。逞しくなってきました。こういう結果が経験値につながります。次からは大丈夫でしょう。
則本は3人でピシャリと抑えてみせました。ただ3点差、まだ信用できない。次は1点差で抑えてくれたら信用することにしますw。
マー君移籍後初勝利の感想
- D3−5G
田中の移籍後初登板。思ったとおりバタバタしていましたねw。ドラゴンズもなかなか簡単には勝たせてくれません。
4点リードで迎えた5回裏、1アウト満塁のピンチ、それまで無人だったジャイアンツのブルペンは一気に慌ただしくなりました。しかし田中は細川をゲッツーにしてどうにかここを切り抜けました。勝利投手の権利を手にここで降板、5回96球5安打1失点、これが昨日の田中でした。
田中がチームを勝たせたというよりはチームが田中を勝たせたという印象です。巨人はいつまで田中を支えられるか。残念ですが楽天にはここまでする余裕はありません。
田中を戦力になるかどうかで評価した楽天と田中の戦力になれるかどうかで評価した巨人と、そこの違いだったような気がします。