わしろぐ

鷲(楽天イーグルス)とワシ(私)のlogです。

内館牧子さんのコラムを地元紙に見つけてから毎回楽しみにしているw。

 リタイア前に仙台で暮らしていた頃は朝刊を取っていなかった。YahooニュースやGoogleニュースで間に合っていたし、仕事の関連ニュースは勤務先で各自のPCに配信されていたから問題なかった。

 リタイア後に実家暮らしを始めて秋田の地元紙を読むようになった。当の母は朝刊を読んでいる様子はないから、止める方法が分からずそのまま惰性で取り続けていた感じである。が、私は実家で暮らすようになって朝刊を止めることはしなかった。私の朝刊を読む時間はたっぷりあるのでそのままにしておいたのだw。



 地元紙の朝刊の中に楽しみにしているコーナーがある。第1、3日曜日の朝刊に掲載される内館牧子さんの「明日も花まるっ!」というコラムである。内館さんが秋田出身ということで連載が始まったかどうかはわからない。内容が秋田に限定されていないところをみると、他の地方紙にも掲載されているのかもしれない。

 私は「好きな作家は◯◯です。」と言えるほどの読書家ではないが、「この人の書く文章が好き」という作家は何人かいて、内館牧子さんはその中の一人である。文章がとにかく読みやすい、分かりやすい、そして歯切れがいい。

 新聞のコラムは取り上げている話題も身近で特別なことでもなんでもないのに読んだ後で「なるほど」と共感させられる。プロだから当たり前だが切り口がいいのだw。こういう文章が書けたらいいなあと思いながらいつも読んでいる。

 このコラムに刺激され、先日、書店で内館さんのエッセーを探して1冊買った。どうやら、上のコラムを文庫にまとめたものらしい。続編もあったが、とりあえずこの1冊だけにした。これからじっくり味わって読みたい。続編もあるのでしばらく楽しめそう。