わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

東北出身

昨年も4.5差だった

 昨年の8月21日のブログをチェック。ロッテに負けたゲームのことが書かれていた。ゲーム差が4.5とあった。ここで気にするゲーム差だから3位とのゲーム差ということになる。昨シーズン、3位を争っていた相手はソフトバンクだった。

 で、4.5というゲーム差は昨日の段階の3位ロッテとのゲーム差と一致する。昨シーズンも似たような位置でレースを展開していたんだなあと不思議な気持ち。

 この先のレース展開で今江監督の「持っている」が試される感じになっているが、交流戦で優勝もしたし、補強がなかった割によく戦っている。今江監督とくれば「ロッテ→下剋上」なんだが、ライバルがその「下剋上」本家のロッテというのが微妙w。

東北出身にやられた

  • E2☓−1H

 良かったり悪かったりと波の大きい印象のある内が先発。前回が良かったので昨日は「悪い日」かとちょっと心配したが、無難に立ち上がった。スタメンマスクは石原だ。うまくやれよ、祈る気持ちで観戦。

 ボールは高め傾向だが、力があるから打ち取れる。いい当たりもあったが、ことごとく正面。ゾーン勝負であれば確率的に良くて3割なのだ。そう考えられれば内のペースである。

 中島のスタメンレフトはもはや当たり前。それはいいのだが、島内の帰って来るポジションを考えると悩ましいところもあったり。
 浅村もスタメン落ち、島内もいない。世代交代を感じつつも、マスターと大地の存在感は相変わらずで、このバランスが理想的。

 マスターと大地の調子が落ちてきたとき、そこを浅村と島内(もしくは岡島)がフォローするようだともう完璧。
 ベテラン4人(岡島入れて5人)がスタメンになることはないと思うが、なったら逆に心配。「若いやつ、なにやってる?」というはなし。

 4回裏、先頭の辰己が内安打で出塁すると、4番マスター阿部にはバントのサイン。成功、この使い勝手の良さが「阿部4番」の強みである。浅村にはこの作戦はない。そして影の4番、「5番・大地」が控える(言い方がややこしいねw)。大地の進塁打のあとのフランコの当たりはフェンスオーバーかと思ったが周東が追いついた。コース、高さ、大関のうまさ。

 そのあとの5回表、ホークス石塚のプロ初ホームランで先制点を許した。初球の高めストレート。初球打ちで来るバッターに、「高め」はこれがあるからこわい。第1打席で「プロ初ヒット」が出て、気分よく打席に立っていたから警戒すべきだったかも。それにしても、「初ヒット」の次が「初ホームラン」はできすぎ。石塚綜一郎、要注意リスト入り。



 ところで、石塚は黒沢尻工業(岩手県)出身の育成上がりとか。東北ゆかりの選手が楽天じゃない球団で芽を出す。今や「楽天あるある」になっているところがくやしい...。

 楽天のスタメンに東北出身者は岩手出身のマスターだけかな。そのマスターもトレード組だし。楽天のスカウトは東北エリアをしっかりチェックしているのか...。ちなみに相手先発の大関仙台大学出身だな。

 実況アナの解説によると、2019年の育成ドラ1が石塚で、同年の育成ドラ2が大関だったらしい。完全にやられた。

東北出身がやり返した

 1点ビハインドで迎えた9回裏。先頭の小深田がヒットで出塁、村林が送りバントで小深田2塁。3番辰己が同点3ベースを打つと、4番、東北出身のマスター阿部が逆転のレフトオーバーでサヨナラ勝ちだった。

 ちなみに、相手クローザーの松本裕樹は盛岡大附属高校出身である。勝ったらどうでもよくなったがw。