わしろぐ

60代ジジイのプロ野球観戦レビューと身辺雑記です。/ in Sendai

「ぜんぜん無理だとは思っていない...」




 なんと痛快なコメントだろう。則本の「やってやろうじゃないか」的なコメントも良かったが、今回の記事タイトルにした酒居のコメントも実に小気味いい。わたしは好きだな、こういうのw。

記事のタイトル

 酒居知史が現状維持の年俸5600万円で契約更改したあとの会見でコメントしたフレーズである。則本がクローザーに指名されたのを受け、「則本よりも酒居の方がいい」と首脳陣を思わせれば自分だってクローザーになれるかもしれない、それをぜんぜん無理だと思っていないから....、そう言っているのだ。

 今江監督が則本をクローザー指名したことに対して、「ちょっと待った」をかけちゃったわけだ。「俺を忘れちゃいまんせんか?、監督...」と言っている。酒居らしいね。

 ある意味、メンタルなら酒居が一番クローザー向きなのではないか、とわたしは思っていた。ピンチに動じないし、失敗をあとに引きずらない。「失敗をあとに引きずらない」という2番めの要素こそが、実はクローザーにとって最も大事なメンタリティーではないかとも思っている。

酒居の強み

 どんなに優れたピッチャーでも打たれるときはある。重要なのはその失敗をあとに引きずらない強い気持ちと鈍感さである。で、酒居にはたぶんその資質がある。

 酒居が則本に勝てるのは、リリーバーとしてのこれまでの経験と実績、それを支えた強いメンタリティだ。今回のクローザー則本指名に対する「ちょっと待った」発言は、まさにそれを示している。
BBM 2020 407 酒居知史 東北楽天ゴールデンイーグルス (レギュラーカード) ベースボールカード 2ndバージョン

酒居の本当の狙い

 契約更改の場で、監督が指名したクローザー候補に異議を唱えた…というと少し大袈裟かもしれない。しかし、これは酒居が自分を追いこむためのパフォーマンスだったとも考えられる。また、後輩たちへのエールだったともとれる。

 監督の指名ともなれば、渡辺翔太や鈴木ソラといった若いクローザー候補たちは、「あぁ、ノリさんに決まったんだ...」となってしまいがちだ。そこに酒居があえて一石を投じたのではないか。そう考えると面白いw。「監督指名」が絶対じゃないぞ。監督ら首脳陣に自分を認めさせれば良いのだ、と気づかせようとしたのかもしれない。

 松井裕樹と安楽が抜けた穴は実際問題としてかなり大きいが、そのことでなんか面白い空気が出てきていないか。そう思いたい。

 妄想かもしれません...。