そうきたか...と思ったが、そこまでの違和感はない。今江監督からの要請だったらしいが、この要請をわたしは全面的に支持したいと思う。いきなり今江監督のナイス采配が飛び出したな、正直、それくらいの気持ちである。
則本をはずして先発の駒は足りるのか、という心配が頭を過ぎるところだが、先発の心配よりも、まずはケツの心配を取り除きたかったということだろう。
裏を返せば「スターター則本」の代わりはいそうだが、「クローザー松井」の代わりはそうそういないということだ。
則本かあ...。その手があったな。
則本が５年連続で奪三振王をとっていた2018年頃ならまさにクローザーに最適任の時期だったと思うが、ま、今でも奪三振の数はチーム１だし、先発の駒不足とかを考慮しないでだれかひとりクローザーを選べと言われれば、則本はその筆頭に間違いなく上がってくるピッチャーである。
後ろの、ましてや「抑え」の経験の無さはどうしても不安要素にはなるが、冒頭のweb記事にもあるように、他球団では先発からクローザーに転向して成功した投手はおおぜいいたのだ。３億円プレーヤーの則本にやれないことはないだろう。
広島カープの津田、ジャイアンツの上原、ロッテの小林宏之、阪神の藤川球児...。そうそうたる顔ぶれを思い出す。根が目立ちたがり屋の則本のこと、「やってやろうじゃないか」と目を輝かせるのもよく分かる気がするｗ。
さぁ、ケツは決まった。先発だな、次は...。今江監督のやりくりに期待だ。というか、球団はもっと目に見える形で今江監督をバッカアップしてほしいね。
