銀次が引退会見を開いた。引退後は球団のアンバサダーに就任するらしい。もっと早く引退を決めていればコーチという道もあったのかもしれないが、現役続行の道をぎりぎりまで探った結果なんだろうと思う。会見では東北のファンからの「東北を出て行かないで。ずっと楽天にいて。」という声が引退を決めた一番の理由だと言っていた。さすがに他球団からの誘いがなかったからとは言えなかったか...。通算成績は1240試合に出場し、打率2割9分、28本塁打、471打点だった。立派なもんだ。
塩見も引退した。引退後はアカデミーのコーチに就任する。銀次の引退発表の影に隠れてとても地味な扱いになっていた感じがする。ネットでニュースを探すのも一苦労だった。ま、塩見のことだから、あえてそこを狙って発表したのかもしれない。通算成績は150試合で46勝57敗、防御率3・80。岸が来るまで背番号11を背負っていた。その後も17番という背番号を背負い続けた。球団の期待の現れだ。ポテンシャル的にはもっとやれた投手だと思う。ただ、報道にもあったようにとにかく怪我に泣いたプロ生活だった。指導者としての才能はどうだろう。いずれはチームのコーチに戻ってきそうな予感はある。