評判よくないよ...
石井監督のゲーム後のコメントがあまり評判よくないが、なるほど、たしかにもっと他に言い方があるだろうとは私も思った。「西日が強すぎて島内の打球音が聞こえただけ...」は笑いを取ろうとしたのかもしれないが、完全に引いてしまった。もっとストレートに島内を称えてほしかった。
喜怒哀楽を見せまいとあえて感情のないコメントを出しているのかもしれない。ま、いつもあんな感じの受け答えなので、いい加減、慣れてきたというのはあるが、あのキャラクターではいろいろと誤解を招くだろうなあ、というのもある。
E3−1F
最低でもCS
9回裏の島内のサヨナラホームランで連勝。連日の島内の活躍で、このカード2勝1敗にした。通常ならこれで勝ち越しとなるところだが、今日は北海道へ移動して同じ日ハムとの第4戦めを控えている。ここで勝ってようやく勝ち越しである。負け越しはなくなったが、今のイーグルスにとって、そこを喜んでいる余裕はない。もはや狙うはCS進出ではない。その次の2位である。最低でもCS進出、というような勢いというか流れになってきた。
荘司への期待が膨らむ...
先発の荘司はよく投げた。岸直伝なのか、永井コーチ直伝なのかは分からないが、カーブを効果的に使えるようになってピッチングに幅が出てきたのは事実である。7回3安打1失点、このピッチングが安定してくれば、期待値は早川よりも上だ。
しかし、相手先発の加藤に6回3安打無失点と、これまた完全に抑えられたため、残念ながら荘司に勝ちをつけてやることはできなかった。
「モチベーションの差」ともちょっと違うかもしれないが...
3回に先制され、その後、加藤に抑えられていたわけだが、その加藤が6回78球で降板した。日ハムにとっては主力投手に無理させる状況ではないし、来季に向けて若い投手に経験を積ませる選択肢が出てくるところも楽天とは違う。
楽天が同点に追いついたのは加藤が降板した7回裏の攻撃だった。ヒットと盗塁で2塁に達した小深田を浅村がタイムリー2ベースで還した。日ハムにとってこのゲームがCS進出のかかったゲームであれば、加藤の降板はなかったはずで、あのまま加藤が投げていれば、この日、加藤のボールにぜんぜん合っていなかった浅村に同点タイムリーは生まれなかったに違いない。「モチベーションの差」とも少し違うけれど、今の順位が楽天に有利に働いたといえる展開だったと思う。
