E2−7L
今井が10勝だってよ
今井には泣かされたシーズンだった。昨日の勝利でキャリアハイの二桁10勝めだそうで、あれだけのピッチャーがこれまで二桁勝利してなかった方が信じられないというのはある。
ま、10勝のうちの6勝が楽天戦ということだから、良い時の今井は決まって楽天戦で現れたということだろう。なんで?
塩見は思ったより良かった
こっちの先発は塩見、842日ぶりの一軍先発だったわけだが、今井にぶつけた時点でこのゲームは勝ちにこだわらないゲームという位置づけだ。いろいろ休ませ、いろいろ試すための試合。もちろん展開によってはギアチェンジもある。
そんな余裕あんのか、という見方もあるだろうが、ライオンズは何がなんでも倒しに行かなければならない相手ではもはやなかったし、10連戦を戦い抜くためにはこういうゲームも必要だったということだろう。
塩見はさすがにブランクの影響があったな。二軍なら十分長打警戒になっていたであろうボールを一軍はホームランにしてしまうということだ。
ただ、ピッチングのクオリティ的には悪くなかったと思う。登板回数を増やしていけば使い道はありそう。
問題は年齢的なこと。平均的にレベルが上だとしても、やはり若いピッチャーの出番も増やしてやりたい。そことの兼ね合い。サウスポーなので辛島のような使われ方になるか。
フランコ問題
昨日の勝敗を分けたのは、先発の力差と、あとは助っ人のレベル差だった。
マキノンのような助っ人をなぜ獲得できないのか...。後半戦に入り同様の感想をたびたび感じていた。ロッテのポランコ、オリックスのゴンザレス、日ハムのマルティネス…。日本の野球にアジャストしてきた他チームの助っ人の活躍を見せつけらることが多くなったからだが、フランコの調子が上がってこないのは、スカウティングの問題なのか、それともプレー環境の問題なのか。
他球団との違いを考えていたら、チーム内に他の外国人選手がいないことに気づいた。選手同士のコミュニケーションや情報交換といった面で、マイナスになっているような気がしないでもない。ウィーラーは選手としての戦力でもあったが、それ以上に助っ人外国人のサポート役としての存在感が大きかった。彼が移籍してからずっとハズレ続き(開花できず)という状態が続いている気がする。
ちなみに私はマルちゃん推しだったw。
モチベーション(のあるチーム) vs プレッシャー(のないチーム)
ホークスが勝ってまた1.5差に逆戻り。今日からの日ハム戦が大きな山になりそうだ。
日ハムとのカードは、モチベーションの違いから楽天有利とする記事を読んだが、個人的にはプレッシャーのない日ハム有利なゲーム展開にならないかと心配している。